バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

脳波を利用することで無意識に英語のリスニング能力が向上

2017年06月18日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
脳波を利用することで無意識に英語のリスニング能力が向上 ~RとLの音の違いに反応する脳活動をニューロフィードバックで強化する技術を開発~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.06.15
科学技術振興機構 情報通信研究機構 大阪大学

NICT 脳情報通信融合研究センター 常 明らの研究グループと国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長: 西尾 章治郎)大学院情報科学研究科は、国立大学法人北海道大学(北海道大学、総長: 名和 豊春)と共同で、無意識に英単語のリスニング能力を向上できるニューロフィードバック技術の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/59511

傷あとを残さない皮膚再生には皮下組織の細胞が寄与する-

2017年06月18日 | 細胞と再生医療
傷あとを残さない皮膚再生には皮下組織の細胞が寄与する-カエルで明らかになった皮膚再生を可能にする細胞の起源-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.06.16
弘前大学 東北大学 新潟大学

我われの全身を覆っている皮膚は表層の表皮と深層の真皮から構成されています(図1)。哺乳類では真皮に達する傷を負うと真皮を再生できず、代わりに瘢痕を形成して傷口をふさぎます。瘢痕は傷あととして残り、さまざまなトラブルをもたらします。これに対して両生類のアフリカツメガエル(*)(以下ツメガエル)では、皮膚の真皮まで傷つけられても瘢痕を作らずに真皮を含む皮膚構造をほぼ完全に再生できます。しかし、どのような種類の細胞が皮膚の再生に寄与しているのかはこれまで謎でした。今回、弘前大学農学生命科学部の横山仁准教授のグループは東北大学大学院生命科学研究科の田村宏治教授と大学院生の大塚理奈さん、新潟大学理学部生物学プログラムの井筒ゆみ准教授らと共同で、ツメガエルの皮膚再生に寄与する細胞の起源を調べました。その結果、皮膚の下にある皮下組織の細胞が傷口に移動し、真皮の再生に寄与することが明らかになりました。
https://research-er.jp/articles/view/59554