１９９６ ジュブレイ・シャンベルタン キュベ・ド・シャン・シェニ ジョセフ・ロティ

で、その日ヌッフで登場したのがこのワインだったんですね・・・

濃厚なガーネットの色合いのこのワインは、２０００年をまたいでドッチか？
という感じでありました！

注がれるなりの香りの立ち上がりは、大地に育まれた勇壮なテロワと、
優れた造り手だけに見られる色香のニュアンス、そして多種多様のスパイス感が満載で、
おそらくイトウゾ氏のセレクトゆえ、ジュブレイ繋がり間違いなしと見たんですね・・・

それで、ジュブレイは正解！
しかもヴィンテージは１９９６年と明かされ・・・

『デュガ系列』ではない、『クリスチャン・セラファン』ではないと来て、
さすれば？となったわけですが、内実の堅牢さと地場っぽさで『アルマン・ルソー』ではなさそう・・・
良年に見られる酸味の切れ具合とクラシックな特徴を鑑み、
とうとう『ジョセフ・ロティ』？と聞きましたら、
『あたり！』の仕草をしてくれました♪

へ～～！アノ１９９６年物がこうなったんだ！
酸っぱくて、思わずタコクチにまでなった、あの１９９６年物・・・

さすがの『ジョセフ・ロティ』！見事にメタモルフォーゼ！
クラシックな造りとはこうゆうことなんですね・・・

御見逸れいたしました！