The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 アルタリウス クリアンサ ボデガス・バリオッサ リオハ

2011-01-09 18:14:47 | ワイン
詳しい情報は割愛させていただきますが、このリオハの赤ワインは、
大規模な醸造所で生産される、コスパ抜群のクリアンサ(12ヶ月の樽熟成、オークの小樽)でして、
テンプラニーニョ100%で出来ています。


ですから、調和においては見事なもので、気軽に飲める代物!
もし濃厚なタイプのテンプラニーニョをご所望なら、
このワインでは役不足!かもしれません。

その日はBS放送で、修善寺の丘の上にある、
スペイン料理の料理ホテル(オーヴェルジュ)のシェフによる、
パエリヤにスポットが当てられた番組を見ていまして、
ワタクシは温かオデンを食していたのですが、無意識にリオハを開けてしまった!
と言う訳なんですね・・・

それでも飲んでみますと、総体的に言えば軽いリオハなんですが、
スッスッスと飲み込むことが出来、最後の方は、味わいも濃い目になりまして、
結果満足できうるもの・・・

当方といたしましては、今年は『日本』だけではなく、
『スペイン』の方にも裾野を広げれば・・・と考えております。

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四恩醸造『窓辺』白

2011-01-09 11:55:39 | ワイン
どこの醸造所の造りで、何色であるか、は分かりますが、
いったい何の品種で、畑の地域はどこなのか、はゼンゼン分からず・・・


まあ、商売っけが無い、と言うのではないのでしょうが、
聞くところに寄れば、先入感を持たずに飲んで欲しいという、
醸造責任者(小林剛士氏)の考えとのことなんですね・・・

四恩醸造『窓辺』白・・・


そんな醸造責任者の考えとは裏腹に、100%甲州であることと、
場所は山梨県牧丘町千野の宮である事を調べまして、年越しに飲んでみた訳です。

そもそも『四恩醸造』とは、横浜市に『四恩学園ナザレ幼稚園』というのがあるそうなんですが、
そこの瀬N園長さんが自然教育を重視し、この地に農業体験施設としてのブドウ畑を持ち、
その延長として、ワイン生産に乗り出したということなんですね・・・
(てゆーか、飲みたくなったんでしょう・・・ワシと違うか)

ジッサイ飲んでみますと、コレが見事で、しかも面白い『甲州』でして、
酸度を極力抑えたマッタリ系で、香りは硬質のミネラルと濃厚な過熟系の果実香を持った、
丁寧な造りのワインな訳です!

これは、またしても『いつか見た青い空』と言いましょうか・・・
そうだ!『甲州』と言えば、『勝沼醸造』の『ピッパ』の10年待った物に印象が近かったので、

イロイロ調べました所、醸造責任者『小林剛士』氏は、
以前『勝沼醸造』の栽培責任者という経歴の持ち主だったとのことです。

まあココで繋がったようですが、味わい的にはどう・・・
というのは個人の判断に委ねる事にしますが、いずれ興味深い『甲州』である事だけは確か!

更に、日本ワイン路線に拍車をかける羽目になりました。