The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

敢えてソアヴェと合わせたキュイジーヌ!

2009-07-08 23:57:55 | キュイジーヌ
先日のプティ・モンドの前半のキュイジーヌ・・・

グランマサラなどのスパイスを利かせた鶏のササミを毟りつつ、
それをバターでソテーしたズッキーニで巻き込みました。

これを、タメッリーニの07物のソアヴェ・クラシコとのマリアージュを画策!

でも、クラシコがチョット閉じ気味!
香りもゼンゼン開いてきません!

今飲んで、分かりやすいのは、08’物のソアヴェを飲むべきでしょう!

でもキュイジーヌは美味しかった!
この料理、前半のハイライトでもありました。

お留守番!一人ブルースに濡れる夜♪

2009-07-08 22:34:18 | ライフ
ワタクシ以外は、映画にお出かけ・・・

誘われましたのですが、昨晩も行脚、
今週末も囲碁大会もありますし、その次の日は『第119回・・・』なんですね・・・

映画見たいような気もしましたが、題名聞いて止めました!
『愛をYむひと・・』だと・・・

Kイト・ウィンスレットも嫌いじゃあないんですが、
何か、この年代のオトコとしては、どうなんでしょ・・・

シリアス過ぎ・・・考えすぎですか?

とにかく、行きませんでした・・・

てことで、シェフにいつもどうりのお肴を並べてもらい、
ビールと、その後のワインを準備完了!

前半は巨人戦を見ながら、ビールを煽り、
後半は家を暗くして、古いレコードを聴いたんですね・・・

ジュリー・ドリスコール・フューチャーリング・ブライアン・オーガー&ザ・トリニティー・・・1969年、ワタクシ中三の頃のアルバムです!

アメリカは西海岸で、サイケデリックがはやっていた当時、
イギリスでは白人のブルースバンドが芽を出し始めておりました。

サイケデリックには必需品のオルガンを縦横に駆使する、ブライアン・オーガー・・・、ヴォーカルは実力派、容姿は綺麗なオネエサン系のジュリー・ドリスコールが合体したトリニティー・・・

暗い部屋で聞いてこそ、涙物です・・・

ところで、飲んだワインはロンヴァルディアのIGT!
ワイン名は、カ・デル・フラッティの『ロンケドーネ』・・・

地場のマルツェアーノ、サンジョヴェーゼ、バルベラ、
それにカベルネを僅かに添加したセパージュなんですね・・・

味わいが濃い、薄いは、ともかくとして、
その重心が中心にあります♪
そしてその味わいが、全ての方向に広がって行く・・・

イワユル、いいワイン・・・
P-ロートお勧めのイタリアーノ、美味しくいただきました。

96’ポンテ・カネ、美味でした!

2009-07-08 05:54:53 | ライフ
日中の集中豪雨にはビックリさせられましたよね・・・

でも、昨晩は業界の面々の講習会があったので、イロイロ聞いてみますと、
青山町方面の御仁のお話では、晴れていたとの事・・・

雨雲が山岸や三本柳方面を行ったり来たりしていた事になります。

これも、異常気象でしょうか?

さて、その講習会の演者は何と耳鼻科のO田先生でした。
『インフルエンザと耳鼻科』と題して、実際の臨床に即した、
興味深い公演をしていただきました。

何と!と書きましたのは、やはりワイン・・・
その昔、O田先生とはワインをご一緒させていただいた思い出があるからです。

公演後の懇親会は、やはりホテル向かいの、
ワインの殿堂『Nッフ・デュ・パプ』!

その晩は、2本のワインをいただきました。
一本目は06’アルローのブルゴーニュ・ピノ・ノワール、
二本目が良年96’のシャトー・ポンテ・カネだったんですね・・・

そのポンテ・カネが美味でした!

グラスに注がれた瞬間!
ポーイヤックの本格的な香気が、ワンワンと立ち昇ります。

濃厚なカシスやブラックカラントのアロマに、
西洋杉や黒胡椒のアクセント、僅かですが大地の風味も感じます。

酸味の下支えも充分に、小ぶりにまとまったフルーツも、
熟成の入り口に差し掛かった所でしょう!

久しぶりやの、ポーイヤックの佳作!
懐かしいワインヒートの方と一緒にいただきました。