すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

急きょ決まった会議は

2012年09月19日 | 市政・市制・市勢

 尖閣諸島国有化は中国の反日デモで、日本企業に大きなダメージを与えています。中国では基本的にデモを認めないのに、デモで企業を襲撃したのは日本側に責任がある。と報道されています。

 暴動を起こしたことも容認するという、無責任な政治が中国ではまかり通っている。また、日本の領土なのに一方的に世界各地で日本を非難するデモまで起こす。

 中国で破壊された企業活動は見通しが立っていないとのことです。経済活動が政治に直結することはあり得ますが、スポーツまで及んでいることに驚いています。

 日本で開催を予定していたバドミントンの国際大会「ヨネックス・オープン・ジャパン」に中国全選手が欠場すると記事にありました。また、中国で行われるトライアスロンやフィギュアスケート選手の安全性が確保出来ず、派遣を中止するとも記事にありました。無責任な中国の政治的背景にスポーツまでもが、犠牲になっていることは残念でならない。

 さて、話は岩沼市議会に戻すとして、震災復興特別委員会の行動が変だ。先週末から会議を開催するよう酒井建設産経部会長から、飯塚特別委員長に要請していました。

 会議日程をいつ開催するかは、髙橋議長と飯塚委員長によって決まるが、急きょ明日二時から行うことになった。明日は午前中に現地調査、午後が決算審査の取りまとめを行うことになっています。

 それに加え予定していた請願審査のため、請願者を議会に呼んでいる。会議日程は立て込むため飯塚氏の主張している『慎重審議』はできるのだろうか。

 明後日の金曜日は議会休会のため議員に時間的余裕がある。その日に開催しない理由が無いのです。豪農を自認し多忙な飯塚委員長の都合(稲刈り?)で、震災復興会議は充分な議論をできるのか。

 一方的な行動は無責任であり、残念でなりません。

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岩沼の水道水は安全だ

2012年09月18日 | 市政・市制・市勢

 『暑さ寒さも彼岸まで』とはよく言ったもので、朝夕はめっきり涼しくなったように感じます。だけど、仙台市内の最高気温と最低気温は先月とあまり変わっていない。

 肌で感じたものと実際の温度差に、違いはないと思っても判らないものですね。明日からは太平洋高気圧の後退により真夏日でなくなるようです。

 9月4日に始まった決算議会も早いもので二週間が経ち、一週間を残すのみになりました。だが、議会に出席したのは本日を含めて7日間だけです。土日の他に9月5~7日は休会だったので、議会が行われた日数は少ないのです。

 9月5日は休会だが一般質問の事前通告日なので、質問を行う議員は大忙し状態。その後、調べものにあちこちに向かうからまた忙しいと感じる。一般質問が終わってからは、議案審議や決算審査のために渡された分厚い書類をひも解くので尚更です。

 本日の決算審査は水道事業所、商工観光課、用地課、農業委員会でした。水道事業所は阿武隈川から取水している玉崎浄水場がありますから、放射能関係で飲料水に不安を覚える市民団体もあります。

 水道事業所は横浜の同位体研究所で水道水の検査を依頼しました。同位体研究所は日本で最も低レベルの放射能を、測定できる施設であると言われています。また、半減期の長いストロンチウムも計測しました。

 結果としてはセシウム137が0.008?(基準値:10?)と、基準値の千分の一以下です。ストロンチウムは計測できなかったので岩沼の水道水は安全との結果が出ました。計測すれば安心して飲めるのです。

 早くこの結果を聞けばペットボトルの飲料水を買わなくてよかった、と思う方もいるのではないだろうか。震災から一年半が経ち、不安ばかりがテレビを通じて伝わるとよけいな風評被害となってきます。

 朝夕は涼しいと肌で感じることはできるが、目に見えない、匂いもない放射能だからこそ、これで大丈夫と言えるまで検査することが必須だと考える。

 明日は彼岸の入り、またおいしく水が飲めそうだ。


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決算審査に聞くことは

2012年09月14日 | 市政・市制・市勢

 TBS系列の金曜夜10時から『黒の女教師』というテレビ番組があります。榮倉奈々演ずる主人公は、学校で起きた事件の解決に活躍する番組です。

 毎回出てくるシーンは「愚か者」と言って、悪役めがけてハイキックの場面が出てきます。最後に「・・・は学校の先生に教わらなかった」と諭(さと)される。

 なんかすっきりした気分になれるのは、同系列の『水戸黄門』で「控えおろう、この方をどなたと心える」と、言って印籠が出てくる時に似ているかもしれません。

 勧善懲悪的な悪者はテレビの中でも存在感はあります。弱きを助け強きをくじくといったスタイルは視聴者にとって好まれるかもしれませんね。

 我々議会は執行部(市長サイド)側から見れば、悪人ではないかと見られるかもしれません。9月は決算議会と呼ばれ昨年度使用した税金の審査をしています。

 3つ(総務・教育民政・建設産経)の部門に分かれ、執行部から詳細説明を受けます。私が属している建設産経常任委員会は、酒井委員長、沼田、森、佐藤(一)議員で構成しています。長田議員は監査委員のため会議には出られませんので、審査は私を含め5人で行います。

 今日は道路や河川、下水道そして都市計画に関する部署を審査しました。大震災の影響で決算規模はかなり多額です。配布された書類を眺めても金額などしか書いてありませんから、聞かないとわかりません。

 説明を受けた後「何か質問はありませんか」と、委員長が委員に呼びかけます。年配議員は「なし」と発言し、、、そのままだと審議は終了してしまいます。

 年配議員は審査経験が長いためすべてを把握しているのだろうか???そんなことはありません。そこで、説明されたことを少しでも確認し質問します。

 大所高所、大きなこと小さなことに質問されても執行部側は答えざるを得ません。中には苦言や意地悪なことも、言わざるを得ない場合もあるからです。

 税金の使い道を解明するために、ワカラナイことを聞くことは、勧善懲悪ではありません。「質問なし」を連発しているとテレビの榮倉奈々から聞こえてきそうです。

 聞かぬは一生の恥、学校の先生に教わらなかった。


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市独自支援と危険区域

2012年09月11日 | 市政・市制・市勢

 東日本大震災から一年半が経過しました。河北新報の一面トップは『集団移転徐々に前進』と大きな見出しがあり、集団移転地が造成されている岩沼市の「玉浦西地区」航空写真が掲載されています。

 また、日経新聞の社説には『震災に被災地復興はこれからが本番だ』とあり、被災者の仮設住宅などへの入居は進んだものの、生活再建や産業再生は遅れている。と述べられています。

 双方の新聞に取り上げられた内容は、復興が進んでいるようで進んでいない面もあるということです。一筋縄ではいかない問題山積の復興には、どうしてもお金の壁が立ちはだかっているように映る。

 昨日「質問が纏まっていない」と題してブログを書きました。一般質問をするのに纏まっていないのは、危険区域の設定を市長に今議会で促すためでした。説得する言葉が見つからないからでした。

 集団移転に関してトップランナーを自認する市長は、危険区域の設定を12月まで伸ばそうとしています。区域を変更する訳でもなく、地元に説明するのだということですが、設定しない理由が全く理解できません。

 被災した6地区の内、2地区住民の一部は住み続けることに決め改築をしました。この2地区を危険区域に設定しても、集団移転事業の認定は可能なのです。

 今議会に危険区域の設定を議案として出さないことで生ずるデメリットは、岩沼市が打ち出した独自支援策での財源が無駄に使われてしまうことです。

 今月危険区域を設定すれば、土地や家屋の購入に6地区の被災者は国から利子補給が受けられます。上限708万円まで認められていますから、個別移転が進むことでしょう。

 逆に設定しないで市独自支援策が今月決まれば、個別移転の被災者は3か月早く市の制度を利用することが出来ます。国から同様の制度があれば、利用しないのは納得がいかないと思いませんか。

 岩沼を除く近隣の市町は、9月までに危険区域を設定します。今議会に補正予算3億円計上していますが、支援に実質9億円相当が必要です。来年以降も独自支援策に、復興にお金がまだまだ必要なのだが、、、

 他は苦しんでいるが、岩沼はお金持ちなんですか。

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質問が纏まっていない

2012年09月10日 | 市政・市制・市勢

 9月議会の一般質問が始まりました。初日の今日は佐藤淳一、国井宗和、大友克寿、松田由雄、長田忠広さんの5人でした。始まりは10時からが、終了時刻は午後3時とこれまでに比べ早かった気がします。

 市長(行政側)に議会で一般質問をするということは、市政に対し何らかの提言を行うために議員の特権がある、と先輩議員から教わりました。疑問や提言が無ければ一般質問をすることは不要です。

 質問時間が早く終わる場合は主に2通りが考えられます。一つ目は質問したことに市長が納得し、用意していた質問が不要になるケースです。二つ目は市長がやらないと言った場合に質問を続けないケースの2通りがあると思います。(粘らないことです)

 震災復興で多忙な行政側も議会に無駄な時間を過ごさなくていいのです。と考えれば、今日の質問はどちらなのか、、一人を除き後者が多かったように思う。

 私は2日目の明日、4番目に質問を行います。時間をかければ良いというものではなく、たとえ叶わなくても言いたいことはしっかりと提言したいと考えています。

 これまで提言し実現したことは数少ないと感じていますが、大所高所からという意味では一般質問は難しいし奥が深い。何事も経験から生まれてくるが今回のテーマ(震災復興の独自支援と危険区域の設定)も内容が『重い』と感じています。

 9月議会は決算議会ということで、決算審査の書類を含めるとA4版で厚さは8㎝ほどになります。内容をすべて把握しているか言われれば、、、無い。市政全般において全てが分かるものではありません。

 しかし、今日の一般質問に市長は細かいところまで答弁しています。それも議員が詳細に事前通告していないので、詳細は担当の部課に任せればと思いたくなる。

 聞いていて答弁内容がよくわからないケースがある。市長独特の流暢な日本語で、あっちとこっちを言い、時に脱線している。質問にしっかりとした答弁が伴っていない場合もあります。でも一部の議員は「わかりました」みたいな、また「ありがとうございました」とも言う。

 疑問を感じつつ、まだ私の質問は纏まらないのだ。


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