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岩沼の水道水は安全だ

2012年09月18日 | 市政・市制・市勢

 『暑さ寒さも彼岸まで』とはよく言ったもので、朝夕はめっきり涼しくなったように感じます。だけど、仙台市内の最高気温と最低気温は先月とあまり変わっていない。

 肌で感じたものと実際の温度差に、違いはないと思っても判らないものですね。明日からは太平洋高気圧の後退により真夏日でなくなるようです。

 9月4日に始まった決算議会も早いもので二週間が経ち、一週間を残すのみになりました。だが、議会に出席したのは本日を含めて7日間だけです。土日の他に9月5~7日は休会だったので、議会が行われた日数は少ないのです。

 9月5日は休会だが一般質問の事前通告日なので、質問を行う議員は大忙し状態。その後、調べものにあちこちに向かうからまた忙しいと感じる。一般質問が終わってからは、議案審議や決算審査のために渡された分厚い書類をひも解くので尚更です。

 本日の決算審査は水道事業所、商工観光課、用地課、農業委員会でした。水道事業所は阿武隈川から取水している玉崎浄水場がありますから、放射能関係で飲料水に不安を覚える市民団体もあります。

 水道事業所は横浜の同位体研究所で水道水の検査を依頼しました。同位体研究所は日本で最も低レベルの放射能を、測定できる施設であると言われています。また、半減期の長いストロンチウムも計測しました。

 結果としてはセシウム137が0.008?(基準値:10?)と、基準値の千分の一以下です。ストロンチウムは計測できなかったので岩沼の水道水は安全との結果が出ました。計測すれば安心して飲めるのです。

 早くこの結果を聞けばペットボトルの飲料水を買わなくてよかった、と思う方もいるのではないだろうか。震災から一年半が経ち、不安ばかりがテレビを通じて伝わるとよけいな風評被害となってきます。

 朝夕は涼しいと肌で感じることはできるが、目に見えない、匂いもない放射能だからこそ、これで大丈夫と言えるまで検査することが必須だと考える。

 明日は彼岸の入り、またおいしく水が飲めそうだ。


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