すとう功の周回遅れ

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ごみに関すること01

2010年07月24日 | ごみ問題

 岩沼市議会から選出され、亘理名取共立衛生処理組合(以下:亘名、ワタナと呼ぶ)の議員もしています。亘名は岩沼市を含む2市2町で構成し、各市町から4名ずつの議員が選出されています。

 組合の事務所が岩沼市に存在するためか、岩沼市長が管理者になっています。他に名取市・亘理町・山元町の各首長と議員16人で議会が構成されており、予算などの審議をします。

 今後15~20年に渡り運転されるであろう、「ごみ焼却施設」とごみの埋立地である「最終処分場」の建設が計画されています。平成24年度には双方が完成予定であり平成25年には稼働することになっていました。

 しかし、遅れているのです。ごみ焼却施設は発注してから最低3年~4年は掛かると言われており、入札後から契約に至るまで長い期間を要します。この期間だけでも1年以上掛かることがあります。

 契約に関し大事なことは、環境重視にこだわり膨大な維持費を掛けることが良いのか。入札金額が安ければ良いのか、ということではないのです。方針を決めていかに維持費を安くするか。他市町村が取り組んでいる大きな課題なのです。

 焼却施設には様々な焼却処理方法があり、また、各々のメーカーが存在しています。2市2町にあった処理方法を選定することは、大変重要なことであるが、とても難しいのです。

 基本計画上では環境重視の観点からより良い施設を作りましょう。ということになっています。これはむやみやたら高いものを作ると言うことではありません。環境を重視したものにしましょう。と言うことなのです。 お金は掛かります。

 もう一つややこしいのが、「ごみ焼却場」と「最終処分場」はセットということなのです。燃やしたごみは最終処分場に行きますから、最終処分場の容量なども焼却施設に関係してきます。

 時間がない上で、2市2町の考え方にも温度差が生じています。このことは後で詳しく書きます。

 また新たな問題が発生しました。(続く)


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