亘名で基本計画が作成されたのは平成19年です。この基本計画通り建設されれば、将来にわたり重い負担になると考えています。その後、平成20年にリーマンショックなど世界的な変動が起きています。
基本計画通り建設しないと、環境省からの補助金がつかなくなりますから変更しなければなりません。一度決めた計画を変更することは大変なので、執行部としては想像以上に厳しいのです。
環境省は補助金の内容を見直しています。スラグの生成に関し、基準の見直しをしましたのでスラグを生成しなくても補助対象として大丈夫です。しかし、管理者としても変更理由及びスタンスが問われますから、説明責任が生じてきます。 あまりやりたくはありません。
4人の首長がお互いに遠慮してしまうことが広域行政の欠点なのです。
他所の自治体は変更しません。一度決定したことを変更することなど無いのです。 他所にその事例は多いのです。
なぜなら、お互いが干渉し合うことを差し控えてしまう。これが1自治体ならば議会が、住民が緊張感を持って議論するので変更する場合があります。広域に展開すること事態は良いことなのですから、
首長さんにもっと将来的な議論をして欲しいのです。将来の2市2町のため是非検討の見直しをして欲しい。そのことを切にお願いしたい。(終わり)