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ルール違反の岩沼議会

2019年05月10日 | 日記
 4年間に懲罰を8回も議決し、万事休すの救いようがない岩沼市議会です。

 令和になって初めての会議がありました。『仙台空港運用時間延長問題調査特別委員会』(議長を除く議員全員)それなりに長ったらしい名前ですけど、要は仙台空港を24時間運航できるようにするための委員会に思われます。

 委員会は櫻井隆、長田忠広正副両委員長(共に懲罰に賛成した議員)が主導して今日の会議は行われました。今年1月に成田空港と羽田空港の運用時間について、視察した報告書を作成する委員会の会議です。

 報告書のまとめに『空港24時間化により離発着数が増加することも想定し、落下物被害救済支援制度の創設も検討されたい』とか『落下物増加の懸念や航空機騒音の増加、周辺道路の交通量増加というデメリットが生じるが、これらの対策が講じられるのであれば、機能強化に伴う当市のメリットはより大きなものになるのではないか

 この文言は岩沼市議会の報告書として、正副委員長がまとめました。我々は「想定や仮定を報告書に盛り込むべきではなく、削除すべき」と質問したことに対し、櫻井委員長は「仮定であって、想定ではない、問題ない」(理解不能?な答弁)と突っぱねた。

 議会は仙台空港の24時間化運用ありきで、会議を進めているように思われます。落下物の増加や騒音のデメリット対策は議論もないまま、岩沼市にとってメリットが大きいと結論付けていることに救いようがない正副委員長だと思います。

 櫻井委員長が報告書の賛否を採決しようとしたので、我々は採決前に大きな声で『議事進行』を求めました。委員長は聞く耳持たずで強制採決したのです。議事進行は会議規則で認められているが、無視されました。これは重大なルール違反なのです。

 私は「恥ずかしくないのか、ルール違反だぞ」大声で言ったが、冒頭の通り救いようがない議会は恥ずかしくないのでしょうね。40分足らずの会議はさっさと終了し、委員会は議論をしつくしたとはとても言い難い。

 24時間化を市民へ説明する前に、報告書に記載するとは本末転倒では。
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