すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

会派代表質問で信頼を

2015年02月23日 | 日記
 西川農林水産大臣の突然の辞任です。しかし、驚くことは何も説明が無く小渕優子経済産業大臣、松島みどり法務大臣に続き3人目です。官邸は疑惑をもたれているのに『問題ない献金』として押し通すはずでした。西川大臣の疑惑は日経新聞によると次の通りです。

 『西川公也農相を巡る献金問題が相次いで浮上している。17日には、西川氏が代表を務める政党支部が国の補助金を受けた砂糖メーカーの団体の関連会社から100万円を受領していたことが新たに判明した。安倍晋三首相は違法性はないとして続投させる方針だが、与野党から説明を求める声が出ている。今国会でも「政治とカネ」の問題が再び火種となりそうだ。西川氏は17日の記者会見で、同日明らかになった献金について「違法性はないが、職責に鑑みて今朝返金した」と説明した』しかし、『同大臣は落選中の2012年に、同じ政党支部が国の補助金を受けていた栃木県の木材加工会社から300万円の献金を受けていたことも明らかになった』

 栃木県の木材メーカーは2012年に7億円もの補助金を農林水産省から受けており、同年9月に政治献金するとは何事かと思いませんか。そもそもこの行為が政治資金規正法で禁じられており、補助金交付の決定から1年以内の政治献金を禁じているからです。

 このことが明るみに出て、与党公明党の井上義久幹事長は17日、記者団に「説明責任をきちんと果たしていただく」と語った。野党は衆院予算委員会で西川大臣を追及するはずだった。のだが、、、この献金には法的に大問題です。官邸はどこが問題ない献金と判断したのだろうか。

 政治家は自らを律するために作ったとされる政治資金規制法を、自らが破ることになってしまうのではないだろうか。政治家としての道義的責任を国民に説明すべきではないか。それが西川大臣は『いくら説明してもわからない人にはわからない』と一蹴しています。

 さて我が岩沼市議会も代表質問が始まりました。会派代表質問のみ??(会派を持たない議員も個人質問が出来る)にした議会です。『未来いわぬま、飯塚悦男』『日本共産党、松田由雄』『岩沼政策フォーラム、佐藤一郎』『改革・初心、酒井信幸』議員が壇上に立ちました。皆さん大所高所から様々な代表質問です。会派を代表し格式高い質問をされたと思っています。

 だが、多少もったいない部分がございました。共産党松田議員は『避難計画「原子力災害」ガイドライン』で、「(宮城)県は無責任だと思うよ」と発言した。松田議員の想いであり、事実ではありません。また『火葬場問題』で市主催の説明会に市議会議員が参加しようとしたことについて「岩沼市民なら誰でも(参加しても)良いというわけではない」と発言した。市主催の説明会に議員が傍聴することを否定した発言だった。

 また、岩沼政策フォーラム佐藤一郎議員は、『ふるさと納税』された方へ地場産品をアピールしたく、贈り物として同会派議員が生産する農産物を推奨した。「会派で話し合った結果」としていたが、岩沼で生産される農産物は他に白菜やキュウリなどたくさんあるのです。

 議員活動は、市民に理解され信頼される努力が必要ではないか。
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