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一般質問が取り消され

2012年12月10日 | 市政・市制・市勢

 大友健議員の一般質問が、出席停止のため取り消された。事前通告していた内容は集団移転に関することで、「玉浦西地区土地区画整理の土地を買いすぎたのではないか」というものでした。

 前議会から継続になっていた懲罰問題は、大友健議員を出席停止にすることで一般質問から外しました。「だましのテクニック」発言から出席停止の決定まで、岩沼市議会は感情むき出しで議員を懲罰しました。

 議会開会前に私は髙橋議長に『申立書』を提出しました。内容は次の通りです。

11月30日の懲罰特別委員会において、沼田健一委員が私に対し「馬鹿でないの」と発言した。そのことを大友健議員が指摘をしたら「何回も言ってやる」とも発言しました。沼田健一委員はその場で訂正も謝罪もしておりません。<o:p></o:p>

 また、12月7日の懲罰特別委員会では飯塚委員長に対し、その発言について沼田委員へ「謝罪してほしい」と求めました。しかし、飯塚委員長は「今日はそのことを議論する場合でない」と、聞き入れてくれませんでした。2回目の懲罰特別委員会は開かれない見込みなので議運などで議論していただくことを申し立てます。

 委員会という公の会議において、「馬鹿でないの」と誹謗する発言を「何回も言ってやる」と肯定していることが今後の岩沼市議会では許されるのでしょうか。そのことを議論する場を設けてください。<o:p></o:p>

 沼田議員が「馬鹿」を「何回も言ってやる」と委員会で言い放つことを問題視したのです。けれども沼田議員は懲罰対象になりません。それどころか今日も議場で、私の一般質問中に「野次」を飛ばしていました。

 大友健議員の質問は玉浦西土地区画への集団移転に関したものです。当初、377世帯分の土地を国に申請し土地を購入しましたが、復興庁などへの第4次申請で298世帯に縮小の変更をしています。

 今年6月時点の移転希望者数は268世帯でした。現時点では玉浦西への移転希望者はさらに減っているとの情報があったので、関係者に聞いても具体的な世帯数は明示されませんでした。そこで一般質問です。

 防災集団移転促進事業は集団移転地へ転居した世帯数相当額が、国からの補助金対象となっています。つまり、買いすぎた土地は岩沼市の税金で負担することになるのです。(良い質問内容でした。)

 震災復興は順調であるように報道されているが、市はマイナス面などを公表しません。市民に選ばれた行政のチェック機関である議員を、議員が処罰し市民に何の徳があるのだろうか。

 詳細が分かるには次の議会迄、時間が掛かりそう。

コメント (3)
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