すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

駅前井口大通り線開通

2012年12月25日 | 市政・市制・市勢

 ネットでクリスマスプレゼントと検索するとランキングが出てきた。彼氏や彼女に贈るものや、子供に贈るものなど様々な商品が検索されてくる。市民に贈ると云うのは出てこなかった。

 クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う祭とされているが、岩沼市は市民にプレゼント?の意味も込めてか『岩沼駅前広場完工式』を挙行しました。

 立派な駅前広場が建設されたことで、宮城県副知事をはじめ来賓や地権者、駅長、建設関係者など総勢100名以上の方にお集まりいただきました。県関係者が来賓に呼ばれた理由は、駅前に入る一方通行路が県道(駅前停車場線)のためです。

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 冒頭、井口市長の式辞はとても嬉しかったのか。弁舌は絶好調で過去の駅前から始まり、伊達家の由来まで語り始められた。そして、駅前に商店が無いことは民間が作るもので、市が造るものでは無いとまで語られた。挨拶を兼ねた式辞は11分と長かった。

 その後の事業経過報告、感謝状贈呈や来賓あいさつなどの次第は、テープカットまで含め40分。最後は岩沼中学校吹奏楽部のアトラクションがあり、一時間ほどで終わった。こちらの方をもっと長く聞きたかった。

 駅前広場の計画は平成17年ごろから検討されており、私が議員になった時には一方通行を変更することなく、そのままで計画が造られていた。様々な角度から一方通行の解消を迫ったがダメだった。

 市はこれまで国の補助金である『まちづくり交付金事業』で、総額50億円もの巨費を投じ、図書館や岩沼みなみプラザそして駅前を整備しました。使い勝手の良い補助金ですが、地域の創意工夫を生かすよう試される補助金でもあります。

 自治体の自主性、裁量性が問われる補助金でもあることから、事業が終了した後の数値目標や達成度を国へ報告しなければなりません。本当に使い勝手の良い駅前だったかは、数年後市民の判断によると思います。Photo_2
 駅から出ていく一方通行路(写真)が市道駅前大通り線です。井口市長が一方通行を変えなかった道幅は16,5mもあり駅西口より幅が広く、人の往来がほとんどない南側歩道は5,5mと広い所もある。

 巨費(18億円)をかけて造った道路は、井口市長の名にちなみ「駅前井口大通り線」と名付けてはどうか。今後どのような評価があるか検証せねばと思っている。

 これから数十年後、岩沼駅前東口に繁栄はあるか


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