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滑り出す!岩沼市議会

2012年12月08日 | 市政・市制・市勢

 地層が大きく動くというか滑ることが地震の定義かと思い調べた。「地下の岩盤が周囲から押され、ある面を境にずれる現象、、、やがて地表に達すると揺れが地震になっている」とあります。(気象庁より)

 昨日の震度5弱の地震は、長い時間揺れていた。大震災の時と同じように一つ目の地震が終わったかと思えば、2回目が揺れだした。(大震災の時は3回目がありました)

 昨日、津波警報が発せられたために東部地区方向から、西に向けて車の渋滞があったと教わりました。津波から車で逃げてきた方が国道4号バイパスの信号機で渋滞になっていたそうです。

 大震災の場合は停電で信号機が点灯しなかったため、渋滞はこれよりひどかったとも聞きました。今回は停電しなかったのに、渋滞が発生したと聞きました。

 誰もが怖い思いをしていますから、今度こそ安全な場所に避難しようと思うのは当たり前です。車での避難は想定されますから渋滞が無いようにしなければなりません。起きてほしくない地震の課題が見えてきた。

 さて、岩沼市議会に目を移すと地震のように滑っているような感じがしてなりません。しかも2回どころか何回も滑っている。震災特別委員会を設置しても、議論していることが市民には理解されていませんし、見えていません。

 執行部(市役所)に意見書や決議書のひとつも提出していないからです。それどころか、議会は震災復興より懲罰にご熱心で、大友健議員に対する感情むき出しの懲罰を市民がどう見ているかご存知でしょうか。

 知り合いから言われた言葉が、「議員はもっと働け!」「年間いくら貰っているの」でした。「被災者復興の手助けをするために懲罰なんかよりもっとやることあるだろう!」(ご指摘、ごもっともです)

 我々議員は年間約五百数十万円の報酬に経費(政務調査費や行政調査費など)を合わせると約六百万円程度です。しかし、議会は議会事務局職員の給料など諸々勘案すれば、全部で約2億円かかります。

 議員一人あたり(定数:18)に換算すると一千百万円になる計算ですが、毎日議会に行くわけではありません。議会開会中の日数は年間60日程度で、各委員会や研修会などを考慮しても120日程度です。一千百万円を120日で割ると、議員一日当たりは9万円を超えるのです。(言われてびっくりです)

 懲罰を提出され揺れだした議会は、昨日の地震みたいに2回目もあり、今後どのように展開するのやら不明です。市民の信任など無視し、もっと働けと揶揄されても、地面を滑るごとく地震のように民意と真逆にずれていくのか。

 岩沼議会は滑りだしたら、止まらないみたいです。

コメント (3)
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