すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

高齢者医療改革に不満

2010年08月21日 | 政治全般

 楽天の連敗が止まらない。今日は長谷部だ。何とかなると思えば1-12の大差だ。と思えば甲子園は育英を破った沖縄興南が13-1の大差で春夏連覇だ。

 興南優勝オメデトウ、楽天よ、同じ大差でも少しは興南見習え!また応援に行くから。しかし、勝負というものは全く見えないものであり、、、見えないと言えば。

 医療制度が見えません。厚生労働省の「高齢者医療制度改革会議」の中間報告がありました。増大する医療費は保険者負担が原則ですが、このままの状態では維持することが出来ません。

 特に高齢者保険料の伸び率は現役世代を圧迫しています。後期高齢者は子供の世帯と同じ保険に加入することになるなど、いろんな意味で改革を試みているが内容がわかりづらい。

 良い改革とは改革であり、悪い方向に改革することを改革と言わないのである。今回の中間答申は高齢者に優しいものであり、現役世代や企業に負担を負わせるものではないのか。

 従来の後期高齢者医療制度は、75才以上の医療給付費の4割を現役世代からの支援で賄うことでスタートしました。しかし、現役世代の人口が減る状況下では4割負担のバランスが崩れてきます。

 74才以下の人口減少分を、一部高齢者にも負担を強いるとのことですが、どのように負担されるかなど具体的には見えていません。今後統合される国民健康保険(国保)で区分を調整するとのことです。

 医療費の伸び率が増えれば税金の投入があるとのことです。高齢者に甘く、一割負担を二割にしても現役世代とは差がついています。この点を変えずに改革しようとしていることが、納得いかないのです。

 経済力のある高齢者は負担があって当然ではないでしょうか。それが、選挙を意識しているのか、踏み込んでおりません。私達との世代間で利害があることは明白であり、公平な改革を望むものです。

 わかりますか?難しくなるばかりです! ブログで説明しているのに余計にわからなくなるばかり。スミマセン。

 民主党は後期高齢者医療制度の廃止を訴えていましたが、後期高齢者医療制度について、全国の自治体や医療関係者の反対が強いので、この制度の先送りをして今回の中間答申となりました。

 「早急に検討する課題」として時間をかけて新制度を策定し移行する方針でしたが、このザマです。

 税金の投入は具体的な数字を明記しておりませんが、どこにそのようなお金があるのでしょうか。消費税の値上げをする前に、税負担を決めてしまうようなことがあってはならないと思います。

 若い世代はこの問題に、もっと声を出すべきだ!

 


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