すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

優勝争いと最下位の差

2010年08月10日 | スポーツ

 楽天が負けた。しかもエース岩隈で負けました。相手は首位で優勝争いの西武、最初は互角だったんです。それがどうしてこんな大差になるのでしょう。一時は0対9ですよ、一方的な試合。試合を観戦してて考えました。

 エラーもない、守備や攻撃だって特に悪い様子はない。ピッチャーは申し分ないどころか日本のエースといっても過言ではない、それなのに大差です。点差が開いた理由にバッティングが悪いのか、バッターのスイングスピードや選球眼だって大差はない、と思うのです。

 チャンスはあったが打てなかった。これはチームの勢いの差しか感じられない。ピッチャー次第ともいわれる野球は、一人で行う競技ではありません。選手一人が悪ければみんなでカバーし、盛り上げなければ試合には勝てません。

 楽天の選手層が著しく薄いとか、監督の采配が悪いとかでもないような気がした。試合を観戦しつつ感じたことは首位を走るチームと最下位に沈むチームの差ではなかったかと。

 話を変えますが、岩沼の市政は首位を走るのか、それとも最下位なのか。皆さんはどうに考えていますか?どう感じていますか。市政にどのようなものを望むかで価値観は違いますから、一概にこれだとは言えません。しかし、

 財政は豊かだとか、住みよい街だとか、某新聞社がランク付けしたものを信じて、私たちも豊かだと感じてしまってはいませんか。本当の豊かさってどんなものかわかりますか。。。 誰もわかりません。

 首長は地域の要望事項などに「お金が無い」「お金の掛かることですから」と言ってばかり。そのくせグリーンピアなるものを買い、年間の経費が増えても気にすることなくお金を使い、責任の所在すら無いのです。

 市民のためにお金を使い、市民の利益が上がるように税金を投入することが首長の役目ではないのか。赤字だからといって勝手に予算を削減することは誰にでもできる市政だと感じます。

 岩沼の行政は首位を走るのか、それとも最下位なのか、それは市民の皆さんが決めることであると考えます。新聞社がランク付けするものではなく、またそれを市民に指標として誇示ことでもないのでは、、、

 最下位とはあくまでも数字による公表であり、意識の持ち方なのだと楽天を観戦しつつ感じました。意識はみんなの力で取り戻すことができます。それは数字上の最下位脱出につながるのではないか。

 岩隈、次は頑張れ!楽天は決して最下位ではない。


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