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亘名議会で全員協議会

2010年08月17日 | ごみ問題

 亘名議会で議員だけによる全員協議会がありました。テーマは「ごみ焼却施設」と「最終処分場」の経過説明と今後についてです。ごみ焼却場は執行部側から経過説明がありましたが、最終処分場は進展ありませんでした。

 最終処分場は昨年の12月から地元との交渉経過が無く、説明できるものがありません。説明されたものには「白紙撤回との反対が多くあり、理解を得られなかった」とだけです。

 「最終処分場施設の進捗状況」と題し、2ページにわたり記載されていました。平成19年からの経過を掲載しているだけで建設候補地を決めたのに、最後に結ばれているのが前述の白紙撤回です。

 最終処分場は待ったなし状態なので、大問題です。亘名にある最終処分場は亘理町と岩沼市の2ヶ所です。亘理町は平成23年頃には満杯で、岩沼は平成26年頃棄てることが出来なくなります。

 平成26年度以降に処分場が出来ない場合、廃棄物を他所の施設に持ち込むこととなります。都合良く近場であればよいのですが、近くにない場合は遠い所まで運搬する費用は莫大です。

 最終処分場を建設するのには最低でも3年は掛かります。土地の取得後、環境アセスメント調査などをしなければなりません。この調査は地元との協議事項もあり時間が掛かるのです。

 決定機関は管理者会です。

 管理者会は、管理者(岩沼市長)、副管理者(名取市長、亘理町長、山元町長)の4人で構成されています。この管理者会が決定しないことには、何も決まらない仕組みになっています。

 市長・町長4人が集まらないそうです。忙しい4人は共に都合が悪いと中々集まりません。次回の開催は10月との無責任ぶり、と言うより怠慢そのものです。管理者会の4人は怠慢です。 時間が無いのよ!

 重要な事項が押し迫っているにも関わらず、管理者会は何も決めていません、決められません。こんな状態だから我々議会に対し何も提示できない状況です。これは大問題です。 今日、首長4人が来て欲しかった!

 争点の詳細は省きますが、要するにリーダーシップとなる首長が居ないから起きる現象です。広域行政の大きな欠点がそこにある。例えば、大きな市に小さな町が従う構造だと進捗状況も違うのです。

 交付金返還の事態が発生します。平成27年度末までに施設を建設し、山元町にある焼却施設を解体後ストックヤードを建設しなければ交付金返還という事態になります。 期日は迫ってます。

 名取市は速やかに問題を解消し、議論を展開できるよう努力しなければなりません。岩沼市も、、、(書くと長いので省きます) あーぁ 誰が責任取るんだろう。

 出来ない時は、責任取って。


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