ゆうゆうの教会便り

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「ヤコブの手紙」の中見出し

2018-03-03 12:42:45 | 聖書
新約聖書「ヤコブの手紙」読み終わりました。
私の、聖書を読むための唯一の参考文献「聖書事典」によると
『新約聖書に登場するヤコブは少なくとも5人いるが、本書の著者と関係があるとされるのは、
主イエスの兄弟ヤコブである。しかし、本書のような文学的に優れた文書が、この人の筆になるとは
到底考えられないので、彼の名を借りて執筆された無名のユダヤ人キリスト者の作と考えられる。
本書はパウロの信仰義認とのかかわりにおいて低く評価されてきたが、最近の理解によれば、
本書の信仰理解はパウロのものと矛盾するのではなく、その誤解された理解に対してこれを訂正する
ものとして書かれたと言われる。』だ、そうです。

「ヤコブの手紙」は、行い正しくない、なかなか信仰に叶った生活ができていない私にとって、
とても参考になる文書でした。これが完璧にできる聖人君子はそうそういらっしゃらないとは
思いますが、毎日の生活の中で、心がけたいな~、気を付けような~という規範となるような
ことが書かれているように思いました。ここに書かれているように(主のみ心によって)私たちが
生きてゆけば、戦争や虐待、迫害、差別、貧困などが無くなるのではないか、と私は信じて
希望しているのですが・・・・・・・

「ヤコブの手紙」は短い文書なので、読み終わってからパラパラと拾い読みしてみると、
中見出しが具体的で親しみやすいことに気づきました。

「ヤコブの手紙」中見出し

『信仰と知恵』
『貧しいものと富んでいる者』
『試練と誘惑」
『神の言葉を聞いて実践する』
『人を分け隔てしてはならない』
『行いを欠く信仰は死んだもの』
  2:24 人は行いによって義とされるのであって、信仰だけによるのではありません。
『舌を制御する』
  3:8 舌を制御できる人は一人もいません。
  3:9 私たちは舌で父である主を賛美し、また舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。
『上からの知恵』
『神に服従しなさい』
  4:1 何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがおこるのですか。
     あなたがた自身の内部で争い合う欲望がその原因ではありませんか。
『兄弟を裁くな』
『誇り高ぶるな』
『富んでいる人たちに対して』
  4:15 「主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう」と言うべきです。
『忍耐と祈り』

聖書の文書の中見出し、これまであまり気にかけたことはありません。
他の旧約、新約聖書の文書の中見出しはどんなでしたっけ?記憶にありません。
聖書文書の中見出しはどなたがどんなふうに付けているものなのでしょう?

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春ですね~、梅の花の蜜を吸いに来た<ヒヨドリ>です。
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