その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

欠礼はがき

2014-11-21 08:20:23 | 暮らし

米沢市の最低気温△2.1℃…( ´ー`)

今年も残すところ40日程となりました。昔、永六輔さんのラジオ番組で、年賀状は除夜の鐘を聞きながら一年を思い起こし書いているといったような話に納得し(元来、締切に追われるタイプなのでありますが…)年末ギリギリにならないと年賀状を書かない国王でありますが、今年はお袋を亡くしているから、親しい人には年賀欠礼葉書を出さなければいけないのであります。最も、親しい人は、私がお袋を亡くしていることを知っているはずだから出さなくても良いはずでありますが、親しい人とは、年賀状の交換だけになってしまった久しい人なのかも知れないなどと考える『夢屋国王』であります。
最近「南京豆」のある品種の種子が手に入らないかと相談を受け、千葉県佐倉市に住む旧知の友人にメールを出しました。彼とも10年近く音信不通となっており、メールアドレスさえ生きているのか分らない状態でありましたが、「千葉県産半立」の問い合わせに、早速メールが返って来ました。生きていた…そんな、感覚であります^^;


人生について、哲学してみよう^^;

ここ数年、年の近い知人の訃報に接することが多くなりました。友人『ノロ君』は12月に再手術を控えており、高校時代の同級生『サダやん』も万全を期して「膵頭十二指腸切除術」を受ける決心をしたようである。彼らは独身であり母親も高齢であるから、手術時の立会や相談は弟や妹となるのでありまして、『サダやん』などは、「万が一の場合の保証人は本家に頼んであるから…。」と呑気なものであります。「手術時の異常出血など、緊急時の場合の決断を求める親族が必要なのだよ。」と国王が立会人の必要性を説明するまで、そうした事態を想定していないのであります。いたずらに不安を煽るようなことを言い触らすつもりは毛頭ありませんが、独身貴族も終末はどうして送られるべきなのかを考えておく必要もあると思うのであります…彼らは決して考えないだろう^^;
オッカーが、テレビCMを見ながら「私も、モデルのような化粧してみようかしら…♥」ですと、「どうぞ、どうぞ止めません。出来るなら、青い目のコンタクトを入れ、金髪にして、エリーさんのように化けて欲しい。『YUME SAN』なんて片言で言ってくれたら嬉しいかも^^;」と出来ない注文を入れるのでありますよ。
私が、最低三日だけ先に逝く。そう宣言しておりますが、オッカーも大切にしておかないと『終末おひとりさま』に成りかねない『夢屋国王』でありますよ^^;

さて、明日はかつての上司の慰労に、山形県鶴岡市まで出掛ける『夢屋国王』であります。

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芋がら

2014-11-20 12:10:07 | 暮らし

これから干すんですけど…

「ずいき干し」「芋がら」と呼ばれる山形県名物の「納豆汁」には欠かせない食材であります。里芋の茎の皮を剥いて食べる習慣など、何でも食べてしまう山形県民の特質かと思っていましたが、商品としては徳島県、石川県、三重県、奈良県、大阪、千葉県産と各地の物があり、果ては韓国産、タイ産の物まであるようですから食材としては全国区のようであります。まぁ、現代人が好んで食べるかどうかは別としてでありますが…^^;
ただし、「ずいき」の下拵えとして、酢で煮て和え物にして食べる。あるいは、夏の食材ですと言われると違和感を感じてしまいます。山形県での里芋は、その気候風土から「芋煮会」に代表される秋の食材であり、生の「ずいき」など味噌汁にして食べるものなら、喉はイガイガ…フゥ~!!!という状態に成ることを知っているから。(シュウ酸カルシウム結晶によるもので、里芋を剥いていて手が痒くなるのと同じ現象です。)だから、「芋がら」は冬の食材…干したものを、水やお湯で戻して納豆汁に入れる。これが『夢屋国王』の常識の限界であります。「芋がら縄」といって、縄状に編んだものを味噌で煮しめたものを野戦の食料としたという史実もあるようですから、何らかの形で食べていたことは間違いないようですけれど。


北海道上の国町を流れる「天の川」で採れた石…
流れ星に祈るように願いをかけ手で触れれば幸運が…

話題は大きく変わって、画像は函館市五稜郭商店街に飾られていた「不思議な石」であります。何が不思議なのか良く分かりませんが、効能書きを拝見すると、願い事を念じながらこの石に触れると幸運が訪れるとか…願い事が叶うから不思議なのか、通常では産出されないような材質の石が出て来たから不思議なのか…「どうか、不思議な理由を教えてください。」と願って触れて来ましたが、今のところ答えが返って来ておりませんけど^^;
まぁ、細かいことは気にしない。このところの曇り空で、果たして「ずいき」は思い通りに乾いてくれるだろうか?そっちの方をお願いしてくれば良かったかなぁ~。

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健さん

2014-11-19 12:15:40 | 暮らし

どう見てもただのカボチャですが、小さい…

昨年は、ウダウダと1年間を過ごしたお陰で、手持ちの野菜の種子が古くなり今年は発芽率が極端に悪くなってしまいました。カボチャですら種を蒔いてから待てど暮らせど発芽せず、遂に諦めて種子を改めて購入し、種蒔きしたものだから、結果として画像のようなかわいいカボチャがふたつ。サツマイモは、Tさんの畑で伸びきった茎を頂戴し、土に挿して植えたものだから、ご覧のミニサイズ。『夢屋エコファーム』の実験圃場は、何でもアリの状態です^^;


「唐獅子牡丹」の画像がありません。

映画の中では、生き方が不器用な漢(オトコ)を演じていた「高倉健さん」が亡くなっておりましたねぇ。若い頃の任侠映画もありましたが、映画化された「八甲田山死の彷徨」…弘前歩兵第31連隊「徳島大尉」の役が印象に残っております。青森歩兵第5連隊「神田大尉」が上官の命令に屈しなければならない状況と道案内の農家の娘にさえ頭を下げる「徳島大尉」の対比が特に心に残っております。男は、信念を持って生きなければならない。そして、常に謙虚でなければならない。そんな思いがします。
「高倉健さん」の役柄と『夢屋エコファーム』の有り様に、何の類似点もありませんが、やり方次第では農家所得は向上するという信念と自然に対して謙虚でありたいという点は一致するような気がします。
「ダイコン役者」(高倉健さんを指している訳ではありません。)という言葉がありますが、カボチャと健さんの話題…何の繋がりもない。交渉ごとに疲れてしまい、コタツに寝てしまった『夢屋国王』の朝の寝言でありますよ。
21日に「月山新道」(山岳道)越えを計画しており、今年は早めにスタッドレスタイヤに交換して頂きました。

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白蒸し

2014-11-18 12:13:54 | 暮らし

涙なし 力尽きたり 遅れ萩 (by 夢屋)

オッカー方の本家の伯母さんが亡くなりまして、葬儀に参列して来ました。享年89歳…くも膜下出血を発症して、入院治療、在宅介護、通所、入所と12年間、最後はふたりの息子たちに看取られて安らかに息を引き取ったとのことであります。卒寿を目前にした往生でありますが、能動的に生きれたという年齢で言えば77年間、若い時から農家の嫁として働きづくめの人生だったようでありますから複雑な心境であります。涙はなく、久し振りに遠方のオッカー方の叔父さんや叔母さんに挨拶をして参りました。もう、こうした機会でもないと中々会えない縁となっております。精進落としに出された「白蒸し」が、今の世の中では懐かしい品に思えましたよ。


薪ストーブも冬の必需品でありますが、薪が…

今朝も寒かった。朝5時に起きても世の中真っ暗だから『第2サティアン』に篭るだけ…色々と計画を練りますが、実質6時頃からモゾモゾと動き出すのが精一杯であります。当然、薪の消費量も多くなりまして、ストックしてある薪が心もとなくなって参りました。
電動チェーンソーや電動ノコもあるのですが、まさか朝から大音量を上げている訳にもいきませんから、ノコギリで45cm程度の長さに切り揃えます。これでは暖を取るためにストーブを焚くのか、薪を切って暖を取っているのか訳が分からなくなってしまいますよ^^;
『夢屋エコファーム』が今年採用した「太陽光発電システム」も、ここに来て心もとなく成って参りました。耐久試験と称して『王宮』に陣取ってDVD鑑賞会をしていたら、バッテリーの残量が少なくなってしまったようです。曇り空が続く毎日なので、日々の充電量で直流交流変換器の消費電力を賄うのが精一杯のような状態であります。日中不在の時に変換器の電源を切って、バッテリーの消耗を抑える工夫をしておりますが、必要最低限の明かりやラジオ程度の電力は確保できる。贅沢は止めどないということが、消費電力ひとつ取っても明らかでありすよ^^;
「吾、唯、足るを知る。」エコ生活というものは、エゴ生活を改めないと実現できないものだということを実感する日々であります。それでは、薪割りに行って参ります^^;

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宝塚公演

2014-11-17 19:41:30 | 暮らし

日曜日の朝くらいのんびりと…

天気予報は曇り空とのことだったのに、今朝も冷たい小雨。雪囲いの仕上げを前に「千本ネギ」の洗浄作業をしようと思っておりましたが断念。薪ストーブに火を点し、わずかな暖を取りながら「秘伝豆(大豆)」の選別を行いました。「丹波黒豆」は来週頃が収穫適期でしょうか…この雨だから『第2サティアン・テラス』に取り込んで乾燥させ、豆打ちして収穫しなければ…少量多品種の作物を作っていると次から次へと作業は続くのであります。
雨除けハウスのビニールもそろそろ外さなければいけないのですが、『夢屋エコファーム』ご自慢のミニトマトがまだ収穫できる。来年は途中からトンネル栽培に切り替える工夫をしてみたいと考えるのでありますが、作業日誌を見てみても決してサボっていた訳ではないから、ひとりで切り回す時間の限界というものかも知れません^^;
優雅に過ごすはずの土曜の朝は、『貧乏父さん(H.N.)』のご注文に応じて、飯も食べずに雪囲い作業に突入してしまったので、今朝は代替えにオシャレんティな日曜日の朝食を…友人『ノロ君』とのミーティングもあって中断しかけましたが、ストーブをオーブン代わりにチーズを乗せてトーストに、雨除けハウスから「甘~いインゲン」を数本採って薄焼き玉子で巻いてみましたが、ちょっと形が不揃いであります。優雅な朝食も食べる際はガツガツいっちゃうので、全然オシャレじゃないところがオヤジの朝食であります^^;


くじ運の悪い『夢屋国王』に当選通知が…

出稼ぎ先のボスが今年定年退職を迎えます。就職仕立ての頃、6年間机を並べた仲なので気心も知れている人物でありますが、何か退職の記念にと給油カードのキャンペーンを見て、冗談で応募した「宝塚歌劇 宙組」の公演チケットを4枚手に入れることが出来ました。
「自分の事だと当たらないのに、他人のためだと何か当たる家だよねぇ」(『夢屋エコファーム』商品開発部専属イラストレーター『有季菜先生』の談^^;)
「お母さんという一等の当たりくじを引いたのだから、後は当たらなくて当然じゃないか。」とオッカーを横に置いてヨイショする『夢屋国王』^^;…オッカーは興味が無さそうなので、出稼ぎ先の婦女子に残り2枚を譲ることにします。(当然、ダフ屋となりますが…)

まぁ、こんな幸運を手にした国王でありますが、『貧乏息子(失礼!)』の多大なる貢献により、懸案の雪囲いも何とか怪我もせず終了することが出来ました。後は裏の畑を片付ければ冬を迎えることが出来ますが、「私のスタッドレスタイヤいつ交換してくれるの?」と『有季菜先生』…あのねぇ…そういう時は「私の車のタイヤ交換をお願いします。」と言うものだ(夢屋心の声)と思いつつ、「今度の金土は庄内に出掛けるから、日曜日に交換してやる。」…娘には弱いオヤジでありますよ^^;

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ミッション

2014-11-16 18:39:52 | 暮らし

土曜の朝はオシャレんティに^^;(披露宴の前菜です。)

『スローライフの達人』と友人である『貧乏父さん(H.N.)』は、私、夢屋を称してくれておりますが、一週間の疲れから今朝は6時の起床でありました。いつもならのんびりと『イレギュラーコーヒー』を飲みながら、オシャレんティな朝食作りに励むところでありますが、今朝は何かに追われている。そう『貧乏父さん(H.N.)』からのご注文、お土産用の漬物セットを5セットほど作らなければいけません。「納期指定」という意にそぐわない課題を与えられているのでありました。「もってのほか(食用菊)」は整形冷凍済みであるから、後は冷凍パックにシーラーで包装するだけ…ご依頼の本体である「おみ漬」は、整形冷凍する予定でしたが、漬けダレがまだ馴染んでおらず、やむなくパッキングしただけ。試供品の「赤ダイコンの酢漬け」は色合いは良いのだけれど、関東の方には説明書(天然色であり、食紅等の合成着色料は一切使っていないという)でも添付しないと警戒されてしまうのではないだろうか…しかし、納品の時間だけは刻々と迫るのであります。
8時40分、第2期研修生である『貧乏息子(失礼!)』が、いつものようにぬ~っと『第2サティアン』に現れた。「ここでは遠慮は要らない。」という『夢屋国王』にもようやく慣れたようで、大夫くつろいで話が出来るように成りました。


取り敢えず納期に間に合わせた漬物セットであります。

そして、9時…『貧乏父さん(H.N.)』は予想通り、脳天気に『第2サティアン』にやって来た。
「おみ漬の味はどうだい?関東の方用に薄味にしてみたんだが…。」(夢屋)

「うん。美味い。美味いこれで良い。いくら?」(貧乏父さん)
味見用に小鉢に山盛りにした「おみ漬」を彼は一気にかき込んだのであります。
「赤ダイコンの酢漬けは試供品だから着色料を使っていないことを説明して…。」(夢屋)
「ブログで見て、こっちの方が気になってた。ウンウン。『夢屋君』も色々出費したようだから5,000円で…オレこれから仕事だから…んじゃ。」(貧乏父さん)
薄味とはいえ、漬物を煮物の如くかき込む人をあまり見かけない。原材料は調味料を除いて総て自家栽培の物だから原価はタダ同然…『夢屋加工所』の試験研究費への支援金として援助頂いたものとありがたく頂戴しました。
「領収書は、息子に渡しておくから。」と声を掛けた時には、彼は一陣の風の如く消え去っておりましたよ^^;
「あんなに忙しないオヤジから、どうして君のようなのんびりとした息子が生まれたんだろうねぇ^^;」…『貧乏息子(失礼!)』に語り掛けながら笑う『夢屋国王』であります。
一方、『貧乏息子(失礼!)』は、冷たい雨が降る中を黙々と雪囲い作業を手伝ってくれました。彼には材料運びをお願いしたのでありますが、実はこの手子の要領が難しいのでありまして、作業者が欲しいと思う長さの材料を手配り出来ないと、作業者はイライラしてしまうのでありますが、中々良い目勘を持っている。先々を見ながら手配りする彼に、「オヤジより薄勘が良いかも知れない。」と評価する『夢屋国王』であります^^;
彼のお手伝いのお陰で、雪囲い作業は一気に進み、小物を4つ程残すだけと成りました。これなら明日にはひとりでも作業は終わります。夕刻、缶ビールを片手に慌ただしい一日を振り返る『夢屋国王』でありましたとさ^^;

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かぶら

2014-11-15 19:04:02 | 暮らし

残り物に(煮)は福がある?

寒いですねぇ~!深夜の雪マーク…でも、まだ降らないと私は思ってます。(願ってます。)明日は、第2期研修生『貧乏息子(失礼!)』を強制招集して、一気に雪囲いを進めたいと考えておりますので、寒いなどと弱音を吐いていられないのです。鯛のお頭は、美味しい「じゃっぱ汁」(残飯汁)としていただきましたが、さらに残り汁を利用して、小蕪を煮込んでみました。子どもの頃、私の祖母が煮た蕪は、大鍋で作るものだから、決して温かい状態で食べたことがなく、寒い日に冷たい蕪煮を食べさせられました。それから、何故か蕪を美味しいと思うことが無くなってしまったのですが、友人『ノロ君』は蕪が大好き。ならば、残り汁で蕪を煮込んで進ぜよう。一昼夜残り汁で味を滲み込ませましたよ^^;
こうした手間を掛けるということが、日常では中々出来なくなりました。夕刻食材を買って、ブリ大根を作っても、さほど美味しくもない。一昼夜、あるいはふた晩置いたブリ大根の味は最高であります。残りカレーが美味しいのも同じ理由でしょうかねぇ。


赤ダイコンの酢漬けでありますが…

酢の物が嫌いなはずなのに(食べられない訳ではありません。)色が鮮やかだからという理由だけで、ダイコンの酢漬けも作ってみました。これは箸休めとなるだけで、オヤジたちのおつまみには不向きでありますが、ホルモンや焼肉ばかりの脂ぎった宴会には重宝しそうであります。
肉、魚と調味料を除いては、総て『夢屋農園』産の『ほぼ無農薬野菜』でありますから、材料費は格安でありますし、安心して召し上がっていただけます。ただし、『夢屋国王』が手を洗っているか…手垢も美味しい調味料であります…まぁ、洒落ですよシャレ。ちゃんと手は洗ってますって(未だかつて『夢屋エコファーム』で会食した『オジSUNず6』で腹痛を起こしたという話は聞いておりませんから大丈夫です^^;)
さて、明日の朝仕事は友人『貧乏父さん(H.N.)』のご注文に応えるべく、小分けパッケージ作りでありますが、試作品画像は後ほど報告いたしますよ^^;

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リバウンド

2014-11-14 12:16:19 | 暮らし

ダイエットとは無縁の「ヨモギハムシ♀」です。

ゆく秋に無心にヨモギの葉を食べる「ヨモギハムシ♀」であります。彼女のお腹はリバウンドで膨らんだ訳ではなく、成熟した卵巣ではち切れそうになっているだけなのであります。若き女性の皆さん…出産には基礎体力が必要であり、無理なダイエットは自身の健康にも悪影響を与えますのでご注意を(余計なお世話ではありますが^^;)成虫で越冬すると言われているヨモギハムシは、スタイルなんか気にせずに良く食べる。まぁ、彼女の体型がこうだから私はまだまだ大丈夫などと納得する女性も居ないとは思うのだが…。
日本の合計特殊出生率(15歳から49歳までの女性が一生の間に生む子どもの数の平均)は、2005年の1.26を底値に2014年には1.43(概数)まで回復したと言われております。先進国では2.07が人口横ばいの目安とされているそうだから、日本の人口は着実に自然減に向かっているのでありまして、女性の出産育児に対する考え方に問題をすり替える向きもありますが、女性(一緒に育てるという意味では男性も)が安心して出産・育児できる政策・制度が提供される必要があるのです。ヨモギハムシの合計特殊出生率は…産卵数を数えたことがありませんので…自然の厳しさを考えると優に100のオーダーを超えているとは思うのですが、これもまた余計なお世話であります。


異臭の原因は「酪酸」と「ヘプタン酸」だそうです^^;

臭~!!!美味しい物にありつくには、ひと手間掛けることが必要であります。昨日、拾ったギンナン(民法239条第1項 無主物の帰属)をバケツに水を張って果肉を洗い取りました。友人である『貧乏父さん(H.N.)』は、こうした苦労も知らず、惣菜として出されれば美味いと言って平らげることだろうが…ギンナンには「メチルピリドキシン」が含まれており、痙攣などを引き起こし、死亡に至った症例もある…これだけ書いておけば、彼でも食べることを躊躇するだろう^^;(まぁ、大人の場合は40個程度…お子ちゃまは気を付けたほうがよろしい)「銀杏ご飯」や「茶碗蒸し」の具、塩炒りなんてレシピもありますが、『夢屋国王』の場合は、ストーブで空煎りし、強壮剤としての効能に期待するのでありますよ。

昨夜は、出稼ぎ先の交渉事で帰宅が遅くなり、疲れて缶ビールを買うことも忘れてしまいました。珍しく休肝日となりましたが、フォアグラ状態の国王の肝臓は、ひと晩くらい酒を抜いたところで休まることなど無いと思うのであります。「酒の中毒、頻尿、夜尿症、滋養強壮、滋養強壮…」深夜、『ギンナン教』の効能呪文を唱えながら眠りにつく『夢屋国王』でありましたとさ^^;

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鯛ちり

2014-11-13 19:22:22 | 暮らし

「赤黄緑」は、ギニアの国旗であります。

朝4時に目が覚めてしまいました。今年最後となる「もってのほか(食用菊)」を散らし、茹で上げる。ご注文に応じて、夢屋特製『天日乾燥はえぬき』の精米は前日済ませてあるので、10kg詰めにして、さらに、お徳用米1kgと次のお得意様用の天日乾燥米1kgを小詰めにして、サンプルとして配る予定であります。新規のお客様を獲得するには、少々出費も必要でありますから『ほぼ無農薬栽培』のハクサイと長ネギを手土産に新たなお客様獲得に向けて営業活動へ出発であります^^;


前日、夜のタイムサービスで半額になった鯛の兜

おっと、その前に、前日手に入れた半額^^;「鯛のお頭」…ウロコ落としの下処理をして、ストーブの鍋に投入…乱切りにした取立てのダイコンは事前に煮こぼしておいて、合わせて塩を少々…これで今夜の格安「鯛ちり鍋」の仕込み終了…本日の目的地『お狩場』へ出陣であります。

中風(脳血管障害の麻痺症状)除けの神様として信仰を集める、青麻(あおそ)神社の境内に出陣!参道の紅葉と銀杏、伽羅の三色を基調にした国旗は、西アフリカのギニア共和国…何もアフリカ大陸まで進出しようという訳ではありません。「Ginian」いえいえ、「ギンナン」が欲しくて出張して参りました。
一昨年は、恥ずかしさもあって暗い中の出陣でありましたが、そこの集落の方々は利用されていないようでありますから、今年は正面から堂々と拾って参りましたよ^^;
ただし、自分が消費するであろう分、煩悩(我欲)の数だけ108個(もう少し拾ったようなきもするが…)にしました。


この処理がまたひと苦労なのでありますが…

『第2サティアン』に戻り、取り敢えずバケツに水を張って投入…明日にでも水洗いをして、あの臭いの元(果肉)を洗浄しましょうか。
さて、格安素材で、最高の味をご提供いたします…豆腐一丁81円、長ネギを削ぎ切りにして、しめて購入材料費は280円。友人『ノロ君』と大(鯛)食漢『クワちゃん』を入れても、ひとり93円の夜の餌代でありましたよ^^;
ちなみに、鍋に残った「ザンパ」はもったいないから、明日、もう一度大根を煮て喰わせろとのご注文であります。次は「鯛飯」にでも挑戦しますか…。

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共感…

2014-11-12 16:40:24 | 暮らし

大発見と意気込んだのに、女の子の共感が得られなくて↓

この冬二度目の降霜であります。朝晩の冷え込みが少しずつ厳しさを増して来ました。昨年の軽いウツ状態から解脱した今年の『夢屋国王』は、少々寒くても早起きを続けております^^;
今朝も友人である『貧乏父さん(H.N.)』からのオファーである「おみ漬」を仕上げるために、自家製のダイコンとニンジンを銀杏切りに刻み、「もってのほか(食用菊)」を樽に散らして、最終段階の仕込み作業を行いましたが、漬物樽の青菜から出た水の冷たいこと…銭のためならアカギレなんて~へっちゃらさぁ~♪ヤセ我慢の日々でありますよ。

霜が晴れれば天気が良くなる…昼のお弁当を終えた国王は、出稼ぎ先の周辺をカメラ片手に徘徊するのでありますが、変わった獲物を発見しました。ツクシ…いや、スギナ…どっちよ^^;
ツクシは生殖茎であり春の風物詩でありますが、スギナは地下茎で繋がった栄養茎で厄介な雑草であります。この栄養茎の先端に胞子穂(ツクシの頭)が付いているから「不思議ちゃん」発見と大喜びして帰って、女の子に画像を見せたのでありますが「何ですかこれ?」とツレない返事であります。「生物学を志す者は落ちこぼれが多いから、君とはこの価値観を共有できないね↓」と一気に落ち込んだ『夢屋国王』であります^^;


オオイヌノフグリの蜜を吸うジガバチ

陽だまりの中では、今年最後の力を振り絞るように昆虫たちが活動しております。西洋ミツバチがオオイヌノフグリの花粉を集め、その効率の悪さに同情を寄せる『夢屋国王』であります。狩人蜂として知られる「ジガバチ♀」もまたオオイヌノフグリの蜜を丹念に吸っておりました。彼女たちは夏場、葉を食害する芋虫を狩りし、芋虫の腹部に沿って走る神経節に針を打って麻酔をかけ、卵を産み付ける。孵化した子どもは母親が与えた食品貯蔵庫を餌にして成長し大人になるというライフサイクルを繰り返すのでありますが、こうしてオオイヌノフグリの花畑を歩き回る母親の弱々しい姿には、狩人としての精悍さは感じられず、子育てを終えた慰安(いやむしろ人生…虫生の終焉)を感じるのであります。画像に収めようと彼女を追っていると、所々にしか咲いていない花に的確に歩いていく…嗅覚というよりは、視覚による識別を行っているのではないかと感じるのであります。

こうして『夢屋国王』の昼休みが終わる…某国営放送の連続ドラマ「マッサン」をまた見逃してしまった^^;

追記)Wikipediaを閲覧してましたら、こんな画像がありました。
   そんなに珍しい物でも無いのかなぁ~^^;

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