その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

らふらんす

2014-11-08 12:01:38 | 暮らし

『関師匠』宅のラフランスです^^;

銀座「千疋屋」さんなら1玉1,000円を超える値段が付いちゃうんじゃないでしょうか?山形県屋代地区産の「ラ・フランス」です。(とは言え、画像のラフランスはオマケの屑ですが^^;)毎年、この時期にお世話になった方々に5kg箱で送って頂いております。だからといって、『夢屋国王』をお世話すれば、総ての方々に自動的に送られてくるというものではありませんが…^^;

さて、今日は平日にも関わらず集落の『石田さん』ち『トッチ』の結婚披露宴にお呼ばれしました。『トッチ』は新規就農者…誠実でアスパラガスを主に、稲作のオヤジに対抗して頑張る好青年であります。時折、『第2サティアン』に呼んで、彼の将来への夢を聞いていると国王も勇気が沸いて来ますよ…ということで、今日の出稼ぎはお休み…午前中は秋野菜の収穫に励みました。
第2期研修生『貧乏息子(失礼!)』をアルバイターに招集し、早朝は長ネギの洗浄作業、「千本ネギ」の掘り起こし、里芋掘りに洗浄と一気に収穫作業を進めます。(そろそろ降霜が心配なので…)『貧乏息子(失礼!)』には、友人である『貧乏父さん(H.N.)』からのご注文である「おみ漬」に入れてみようと考えた「もってのほか(食用菊)」を摘んでもらったのでありますが…


『貧乏息子(失礼!)』の菊散らしの手つきです^^;

「もってのほか」を摘んで、花びらを散らして湯がく…50gずつタッパに入れて成形して、冷凍保存、ロールパック詰め…出稼ぎ先で居眠りしながら『貧乏父さん(H.N.)』の上京時のお土産の構想を練り、『貧乏息子(失礼!)』に実践させてみる。
が…自宅でお手伝いをしている『貧乏息子(失礼!)』の手つきが何とも心もとないのであります。何故…?彼が菊の萼を摘む左の指先に力が入り過ぎている…ミシミシと菊の花びらをむしり取るような作業になっている。そんな訳だから、菊を散らすスピードも遅いし、萼の断片が混入しちゃっている。「指先の力をもっと抜いて…。」とか「食品業界では、異物混入はアウトだよ。」などと物知り顔で指導する『夢屋国王』であります。
前回の研修という名の「強制労働」では段取りの重要性を教え、今回は仕事の要領というものを教える…彼がこうした仕事を希望しているとは思えないが、ひとつの示唆が将来、彼がどんな職業に就こうと役立つはずであると確信している国王であります^^;


んな訳で、今年の試作作物は豊作であります^^;

冷たい西からの強風が吹く午前中でありましたが、国王ひとりの作業ではここまで進みません。『貧乏息子(失礼)』は『夢屋エコファーム』の重要な助っ人に成りつつあります^^;
丁度、里芋が洗い終わり、今夜の夕食は山形名物「芋煮」にしようとオッカーに告げた頃、友人『イチオ』から里芋のご注文が入りました。前回の収穫祭でごちそうになった土付きの里芋の味が忘れられないんですと…^^; 自家用の試作品ではありますが、そこまで言われてお届けしない訳には行きません。長ネギの押し売り分も含めて、来年用の種芋代を稼がせていただきましょうか^^;
午後は当然の如く「ごっつぉう」になって来ました。息子の年代の若者と話していると結構楽しいものであります。若いエネルギーを吸収しながら…『貧乏息子(失礼!)』君、明日は、次の課題である「雪囲い」の研修である^^;

コメント (4)
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