お世話になっている酒蔵の吟醸酒・純米酒デス
二日連続で、脳みそが酒に溺れております。最後は、スナックで今は亡き友人の奥さん『未亡人ゆうこりん』のリクエストで「松山千春さんの"銀の雨"」を熱唱し、ご婦人方にポ~んと奢りのマンタを払い、マスターのズラ疑惑を暴きながら、妻『せっちゃん』には、オリジナルのフリースを取られて(差し上げたんですが)しまいました^^;
今年1年が駆け足で過ぎ去ろうとしています。自分にとっては、充実した年であったと実感できる日々でありました。そうそう、先輩ではあるが『夢屋国王』の出稼ぎ先の最初の部下であった『アベベさん』には、畑のゴボウを掘ってくれないかと依頼され、その気があれば水田10aを来年から耕作しないかと持ちかけられ、挑戦してみようかとおバカな意欲を燃やす国王であります。(某国のように領土拡張を国是としているのではありませんが…)
出稼ぎ先のボウリング大会…2年ぶりの参加でありますし、スコアなんざ惨憺たるものでありますが、斜陽産業化した部署のご婦人方には喝を入れ、真面目だけの若者には『崩れ袈裟固め』をかまし、出稼ぎ先の士気を高めんとひとり踊る『夢屋国王』であります。
モンシロチョウの幼虫に寄生したサムライコマユバチ
『夢屋農園』のブロッコリーやハクサイ、キャベツ…いわゆるアブラナ科の作物は、定植後のネキリムシ対策に殺虫剤オルトランを1回施用するだけなので『ほぼ無農薬野菜』でありまして、モンシロチョウやヨトウムシの格好の餌場であります。雨除けハウスに防風と虫除けを兼ねたネットにご覧のような繭が…赤く囲んだ場所は、終齢のモンシロチョウが糸を吐き、蛹化するために地固めをした場所でありますが、蛹になる頃合を見て飛び出し黄色い繭を作ったのが寄生蜂「サムライコマユバチ」であります。お母さんが、免疫抑制剤と共に卵を産み付け、子どもたちは青虫の体液を吸いながら共に成長し、時期を見て一気に飛び出すのであります。もうちょっと早い段階で飛び出してくれれば、野菜の食害を少しだけ緩和できるのでありますが、モンシロチョウの幼虫が散々食い散らかした後で飛び出して来る訳だから生態防除には使えない…そうそう人間様の都合に合わせた生き方をしている訳ではないのでありますよ。
今は大人しく陰に隠れて仕事している若者たちよ…いつかは殻を破って「サムライ」になって欲しいものだと願うアウトロー派の『夢屋国王』であります。