その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ミッション

2014-11-16 18:39:52 | 暮らし

土曜の朝はオシャレんティに^^;(披露宴の前菜です。)

『スローライフの達人』と友人である『貧乏父さん(H.N.)』は、私、夢屋を称してくれておりますが、一週間の疲れから今朝は6時の起床でありました。いつもならのんびりと『イレギュラーコーヒー』を飲みながら、オシャレんティな朝食作りに励むところでありますが、今朝は何かに追われている。そう『貧乏父さん(H.N.)』からのご注文、お土産用の漬物セットを5セットほど作らなければいけません。「納期指定」という意にそぐわない課題を与えられているのでありました。「もってのほか(食用菊)」は整形冷凍済みであるから、後は冷凍パックにシーラーで包装するだけ…ご依頼の本体である「おみ漬」は、整形冷凍する予定でしたが、漬けダレがまだ馴染んでおらず、やむなくパッキングしただけ。試供品の「赤ダイコンの酢漬け」は色合いは良いのだけれど、関東の方には説明書(天然色であり、食紅等の合成着色料は一切使っていないという)でも添付しないと警戒されてしまうのではないだろうか…しかし、納品の時間だけは刻々と迫るのであります。
8時40分、第2期研修生である『貧乏息子(失礼!)』が、いつものようにぬ~っと『第2サティアン』に現れた。「ここでは遠慮は要らない。」という『夢屋国王』にもようやく慣れたようで、大夫くつろいで話が出来るように成りました。


取り敢えず納期に間に合わせた漬物セットであります。

そして、9時…『貧乏父さん(H.N.)』は予想通り、脳天気に『第2サティアン』にやって来た。
「おみ漬の味はどうだい?関東の方用に薄味にしてみたんだが…。」(夢屋)

「うん。美味い。美味いこれで良い。いくら?」(貧乏父さん)
味見用に小鉢に山盛りにした「おみ漬」を彼は一気にかき込んだのであります。
「赤ダイコンの酢漬けは試供品だから着色料を使っていないことを説明して…。」(夢屋)
「ブログで見て、こっちの方が気になってた。ウンウン。『夢屋君』も色々出費したようだから5,000円で…オレこれから仕事だから…んじゃ。」(貧乏父さん)
薄味とはいえ、漬物を煮物の如くかき込む人をあまり見かけない。原材料は調味料を除いて総て自家栽培の物だから原価はタダ同然…『夢屋加工所』の試験研究費への支援金として援助頂いたものとありがたく頂戴しました。
「領収書は、息子に渡しておくから。」と声を掛けた時には、彼は一陣の風の如く消え去っておりましたよ^^;
「あんなに忙しないオヤジから、どうして君のようなのんびりとした息子が生まれたんだろうねぇ^^;」…『貧乏息子(失礼!)』に語り掛けながら笑う『夢屋国王』であります。
一方、『貧乏息子(失礼!)』は、冷たい雨が降る中を黙々と雪囲い作業を手伝ってくれました。彼には材料運びをお願いしたのでありますが、実はこの手子の要領が難しいのでありまして、作業者が欲しいと思う長さの材料を手配り出来ないと、作業者はイライラしてしまうのでありますが、中々良い目勘を持っている。先々を見ながら手配りする彼に、「オヤジより薄勘が良いかも知れない。」と評価する『夢屋国王』であります^^;
彼のお手伝いのお陰で、雪囲い作業は一気に進み、小物を4つ程残すだけと成りました。これなら明日にはひとりでも作業は終わります。夕刻、缶ビールを片手に慌ただしい一日を振り返る『夢屋国王』でありましたとさ^^;

コメント (6)
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