その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

リバウンド

2014-11-14 12:16:19 | 暮らし

ダイエットとは無縁の「ヨモギハムシ♀」です。

ゆく秋に無心にヨモギの葉を食べる「ヨモギハムシ♀」であります。彼女のお腹はリバウンドで膨らんだ訳ではなく、成熟した卵巣ではち切れそうになっているだけなのであります。若き女性の皆さん…出産には基礎体力が必要であり、無理なダイエットは自身の健康にも悪影響を与えますのでご注意を(余計なお世話ではありますが^^;)成虫で越冬すると言われているヨモギハムシは、スタイルなんか気にせずに良く食べる。まぁ、彼女の体型がこうだから私はまだまだ大丈夫などと納得する女性も居ないとは思うのだが…。
日本の合計特殊出生率(15歳から49歳までの女性が一生の間に生む子どもの数の平均)は、2005年の1.26を底値に2014年には1.43(概数)まで回復したと言われております。先進国では2.07が人口横ばいの目安とされているそうだから、日本の人口は着実に自然減に向かっているのでありまして、女性の出産育児に対する考え方に問題をすり替える向きもありますが、女性(一緒に育てるという意味では男性も)が安心して出産・育児できる政策・制度が提供される必要があるのです。ヨモギハムシの合計特殊出生率は…産卵数を数えたことがありませんので…自然の厳しさを考えると優に100のオーダーを超えているとは思うのですが、これもまた余計なお世話であります。


異臭の原因は「酪酸」と「ヘプタン酸」だそうです^^;

臭~!!!美味しい物にありつくには、ひと手間掛けることが必要であります。昨日、拾ったギンナン(民法239条第1項 無主物の帰属)をバケツに水を張って果肉を洗い取りました。友人である『貧乏父さん(H.N.)』は、こうした苦労も知らず、惣菜として出されれば美味いと言って平らげることだろうが…ギンナンには「メチルピリドキシン」が含まれており、痙攣などを引き起こし、死亡に至った症例もある…これだけ書いておけば、彼でも食べることを躊躇するだろう^^;(まぁ、大人の場合は40個程度…お子ちゃまは気を付けたほうがよろしい)「銀杏ご飯」や「茶碗蒸し」の具、塩炒りなんてレシピもありますが、『夢屋国王』の場合は、ストーブで空煎りし、強壮剤としての効能に期待するのでありますよ。

昨夜は、出稼ぎ先の交渉事で帰宅が遅くなり、疲れて缶ビールを買うことも忘れてしまいました。珍しく休肝日となりましたが、フォアグラ状態の国王の肝臓は、ひと晩くらい酒を抜いたところで休まることなど無いと思うのであります。「酒の中毒、頻尿、夜尿症、滋養強壮、滋養強壮…」深夜、『ギンナン教』の効能呪文を唱えながら眠りにつく『夢屋国王』でありましたとさ^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする