その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

トレーニングジム(畑)

2020-07-28 05:21:58 | 転職

例年なら葉が生い茂っているんですが…

『夢屋本田』のお隣の畑『大瀧店さん』は、西瓜作りの名人であります。春先に奥さんと大判のマルチを張って、トンネルで加温し、敷居わらをして見事な西瓜をたわわに実らせます。しかし、今年はご覧の通り、西瓜の葉は疎らでポツンと一個実を着けただけ。これでもまだまともな方です。徹底した薬剤散布で病斑など出ないキュウリ棚でさえ、べと病の病斑が見られる状態であります。これもまた長雨の影響でありますよ。
一方、『夢屋農園』の園地は、農場長の思い付きが、奇跡的に的を射た指示になっているようです。昨年、畝間からした『ドブ臭』…粘土土壌のため深耕出来ず水はけが悪い畑のため、雨が続くと水盤の水が腐ってしまうようであります。「今年は高畝にしてみよう。」昨年、馬力のある管理機を導入し、畝立て作業も楽になったことから、キュウリ部長兼長男『ポン太郎君』に指示した結果、圃場は何とか長雨に耐えてくれております。「こんな状態では根が弱っているから、肥料はやれない。葉面散布で酸素供給剤と液肥を散布してみよう。」…結果はこれからですけれど^^;


『小さな看護師さん♀』…臭いを嗅いだら無視^^;

長男『ポン太郎君』も独り作業で対応出来るようになり、「今年はキュウリ収穫作業には手を出さない。」と宣言してから1ヶ月…まだ、サイズオーバーのキュウリやミニキュウリ(早獲り)してしまう部分はありますが黙って任せる。結果、責任感を持って取り組んでいるし、高値取引に支えられて順調な売り上げを上げております。一方の農場長は、昨年より1.5倍の本数を植え付けた加工用南蛮や日照不足で収量の少ない市況の茄子を出荷できており、農園全体としても順調に経過しております。昨日、久し振りに『完全オフ日』を宣言し、釣りに出掛けられたのも『ポン太郎君』の成長に負うところが大きいのでありますよ。がしか~し…150本の加工用南蛮の収穫作業は、約3㎏の重りを腰に巻いて、スクワットを150回以上1時間繰り返すトレーニングジムと化しております。若い頃なら、野球のキャッチャーなんぞ志願してやっていたから、蹲踞(そんきょ)姿勢はお手の物でしたが、さすがに還暦を迎えますとねぇ「膝」に来ましたよ^^; まだ、違和感程度でありますから、オッカーにサポーターを買って頂いて(珍しく素直に買い求めてくれた???)、目指せ住民税納税!無料で、否、収益を上げながらトレーニングジム(畑)に通わせていただけるのだから、何て幸せなんだろう(イデデ…。)


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