その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ノーマークの相手が…

2024-06-07 06:56:02 | 巡礼

「ネモフィラ」の花が一輪…「どこでも成功」

種子の注意書きを呼んで、3月末に播種した「ネモフィラ」が一輪、花をつけました^^; 中々、大きくならない、少々大きくなったので、大きめの鉢に植え替えたら葉っぱが萎れてしまって…ハウスの中で花壇のような作物栽培をしているというのに、どうも『おやじぃ』は花卉栽培が下手なようである。(繊細さが足りないのかなぁ?)冷涼地は春播きでとの説明を鵜呑みにしたのだけれど、暖地での秋播きが正解のようである。花言葉は「どこでも成功」…アメリカ原産のこの花が、ヨーロッパに伝わっても良く根付いたことが由来となっているらしいのだけれど、時期を間違えてしまってはねぇ^^;(今年は「失敗」ということで、秋に再挑戦してみよう。)
はて、今年、広げたきゅうり畑のきゅうり苗が9本ほど次々に萎れていく。水不足、「青枯れ病」か何かの病気だろうか?(5年以上栽培して初めての経験であります。)「仕事に掛かる前に園地をまず巡回し、一日の作業(優先順位)を組み立てなさい。」などと訓示しておりますが、『おやじぃ』自身は「きゅうり」は任せたと思っているから、防風ネットの外から状況を眺めているだけである。今年は、加工用のきゅうりが欲しいと漬物会社からお願いされているから、系統出荷分とは違うきゅうりを播種して対応しようと思ったのだけれど、こちらも2本ほど萎れてしまいましたよ。そして、今朝、巡回をした長男『ポン太郎くん』の報告が…「虫に食べられたようです。食べた跡が残ってました。」ですと…時期的に、『根切り虫』の可能性は低く…ハハ~ん、アレな!と思い浮かべたのが「ダンゴムシ」…通常は、落ち葉などを食べてくれる『分解者』であるはずの「ダンゴムシ」が作物の茎を食べる『害虫』に豹変する。加工用きゅうり苗の下にも大量にいたからなぁ…全く『ノーマーク』だったというお話(笑)


『おタマちゃん』も気をつけて…

さて、相方『チャオちゃん』の田んぼの除草剤散布も終了し、ようやく田んぼ作業もひと息付けそうであります。「いもち病」防除、追肥散布と2週間後には機械を背負わなければいけませんが、当分の間は、水見(水の調整)だけで過ごせる…水田農業が大規模化できる要因ではありますなぁ。当然のように「除草剤」が田んぼの中の『おタマちゃん』に影響を与えることはない。昔は「ベンチオカーブサタン」なる魚毒性の高い除草剤がありましたけれど、今では対象害虫や対象雑草を狙い撃ちで防除するタイプに改良されているから少々安心…それでも『環境ホルモン』という影響までは保障の限りではない。有機農業心棒者には、何を言っても無駄だろう…使う側も『科学的な根拠』を示さなければね…『見た目』だけで影響なしは早計であり、『科学的』ではないわなぁ(笑)
はてさて、隣町の南陽市の地元優良企業と信じていた「石黒製麺」が事業停止…美味しい麺を作っていた会社だから驚きである。既に愛知県内の会社に事業譲渡されていたことなども知らなかったし、全くの『ノーマーク』でありましたよ。負債総額が8,000万円とか…地銀の経営不振による切り捨てかなぁなんて、邪推もしてしまいますよ。企業の栄枯盛衰は世の常である。農業とて、政府の厚い保護政策で守られているなんて思ってもいない。(大体、『おやじぃ』のような小規模経営者に対応する補助金なんかありませんから^^;)『ノーマーク』の「ダンゴムシ」が時として『害虫』に豹変するように、我が農園も強味を活かして『大きく』なって見せますよ。ん~大きいことばかりが良いことではないと常々言っているのにねぇ…これも豹変(笑)

コメント
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