その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

人情あふれる街…

2024-06-03 06:00:03 | 巡礼

かつて「学生中華」というメニューがあった^^;

子どもの頃に米沢の叔母さんに連れられて、祖母とともにラーメンをご馳走になりました。そのお店に「学生中華」というお品書きがあって、子ども心にそれは学生さん(大学生)しか食べられないメニューだと思い込んでおりましたけれど…(最近、お付き合いでラーメン店に入り、お腹が空いていないので「お子様ラーメン」(量が少ないと思って)注文したら、子ども限定ですとお断りされた^^;)イメージでは(というか、食べたことのある元同僚の証言では、チャーシューの代わりにソーセージが乗っていたということだったから…)魚肉ソーセージを乗せてみた。ネギは返品の「万能ネギ」、シナチクなど気の利いたモノはないので、畑のホウレンソウをひと株ぶち込んでみた。丼などという洗い物を増やすような愚を犯さず、使い勝手の良い深手のフライパンを使う…Oh!学生寮時代の空腹を満たす食事の完成であります。友人『ノロ社長』不在の晩酌は、こんなものでしょう^^;
お隣の米沢市も山大工学部外、大学があるから、かつて『おやじぃ』が暮らしていた街のように、貧乏な学生さんたちを支えてくれる商店街があったに違いない。下宿や寮生活が当たり前の時代を過ごしたから「貧乏」自体は怖くない。(大体、皆同じような生活だったから、生卵が乗れば、それはご馳走だったのだから^^;)いつから変わってしまったのだろうねぇ…親からの仕送りが月10万円と聞いて、それはお金持ちの家に違いないと思っておりましたからねぇ。「学生さん!早く偉くなりなさい。偉くなって社会に貢献してください。」と語った、おでん屋のオヤジの言葉を思い出す…そして、人情あふれる商店街も消えようとしている。


昨日は実姉の立ち日(命日)だった。

さて、家族を伴って実施の墓参り…亡くなってから丸4年の月日が流れてしまいました。雨の山寺は、日曜日なのに珍しく人影まばらでありまして、「樹木葬」の納骨場までの坂道が、農作業で疲れた足にきついの何のって…大体、5月の請求書を夜中に作成して眠っていないから、車の運転まで、オッカーに代わってもらう状態であり、人里離れた墓地に口説き文句のひとつも出掛かるのでありますよ^^;
はてさて、時を遡ること1時間…実姉の立ち日と我が夫婦の誕生日が繋がっているから、家族とともに大手の回転すし屋さんに。そろそろ誕生日のお祝いに子どもたちに奢っていただくのも悪くないと考えているのだけれど、結局『おやじぃ』がお代を払っている^^; 一皿100円がウリのお店なのだけれど美味しくない。(そんなの当然だわなぁ…)むしろ、仕入れ原価が最も安いと思われる「イワシ」が新鮮で美味しかったですよ。そう言えば、学生時代に「お寿司」なんて…寮の同室に新入生が入って来て、バイト代を叩いて歓迎会として2,000円ほどの寿司を食べたこともあったけれど、ありましたよ学生に優しいお寿司屋さんが…「『〇✕寿司』の親父は名人だねぇ!何たって、マグロのネタが向こうの景色が透けて見えるほどに薄いから…」そんなことを言っていた同級生もいたなぁ^^; 当時、一人前450円の寿司に文句も言えまい^^; それぞれが巣立ち、それぞれの持ち場で社会貢献をしてくれたに違いない。『おやじぃ』はどうなんだ?少しばかりの野菜を、高齢者集会所に持ち込んで、少しばかり社会貢献の真似事を…もう少し頑張らないといけないねぇ(笑)

コメント
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