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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

枯れすすき

2015-10-07 19:42:08 | 暮らし

「船頭小唄」って、野口雨情の作詞だったの?

「おれは河原の枯れすすき~♪」…「森繁久彌さん」や「ちあきなおみさん」の歌う船頭小唄は記憶がありますが、原題は野口雨情が大正10年に発表した「枯れすすき」という詩なんだそうですねぇ。大正12年には関東大震災に見舞われ、昭和32年に「森繁さん」がリリースしたときは、「長嶋茂雄さん」が読売ジャイアンツに入団決定、お題が変わって「昭和枯れすすき」が流行した昭和49年は、「長嶋茂雄さん」が巨人を退団。あの「佐藤栄作さん」がノーベル平和賞を受賞し、第1次石油ショックで天下のNHKが短縮放送をした年らしい。
何故かしら社会に閉塞感が漂う頃、「枯れすすき」という歌詞が売れているようであります。
「TPP大筋合意」…折り込み済みの結果とは言え、これから日本農業はどうなって行くのでありましょうか?「TPP」があっても無くても、離農と土地の集約は進んで行くのでしょうけれど…。


人の気も知らず、アオムシはキャベツをよく食べる^^;

大量の「票」が期待できなくなれば、当然「農家を守る」などと談話を発表しても、守るべきは緑野ではなく、一部の生産性の高い農家だけであります。対極にある方々だって、労働組合の組織率が低下していけば、総会で「連帯」のあいさつなんてしている必要もない。ある意味、今後の政治屋の価値判断は、政治資金を出してくれる人か貧乏人かという括りで語られるようになるのかも知れませんけど^^;
アオムシだって、殺虫剤を撒かないことを良いことにしてキャベツの葉を食い尽くす勢いでありますが、きっと食い尽くしたら隣のキャベツに移動するんでしょうねぇ…って、のんびり眺めていて良いんだろうか?(今のところ、販売用のキャベツじゃないので、比較的冷静に^^;)「米農家が潰れたらどうする?」…「その時は、パスタにすれば良いじゃない!」…まるで、マリーアントワネットの「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。」(今では、彼女の発言では無いとされていますが…。)という発言と同じように、輸出で外貨を稼ぎ、安い食料を外国から買い漁れば良いことなのよって、本気で考えてる?
うらぶれた響きのある「枯れすすき」という言葉…ススキには「活力」「生命力」「心が通じる」などという花言葉もあるんですけれどね。

コメント (6)
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