ネットの海を渡り歩いている内に、
「メス牛に角はありますか?」という質問にヒットしました。
実は、ウシとベコは、種類が違うのです。
『角の下に耳がある種類をウシ、耳の上に角がある種類をベコ』と明確に区別できる。
叔父に教えられて、白地に黒いブチのあるやつがウシで、黒いやつがベコだろう…。
そんな風に素直に信じ込んでいたのですが、どのウシを見ても角がないし、
どのベコを見ても角の下に耳がある。これはどうも変である。
ウシもベコも同じ種であることを知るのに、かなりの時間を必要としました。
ご覧の様に「ホルスタイン種」には角が無いように見えるのですが…
これが、「メス牛には角が無いの?」という疑問となったのでしょう。
仔牛の時に、焼灼処理された結果だと記憶しています。
半分写りのとなりのベコには、ちょびっと角があるのです。
むしろ、一頭一頭に黄色いタグとは別に「マーガレット・チャーミングⅡ世…」
などという、血統を示す名前があることをご存じですか?
つぶらな瞳がかわいいのですが、400kg以上ある体重で足の甲を踏まれ、
複雑骨折した先輩を私は知っています。