その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

年賀状

2008-12-26 06:03:23 | 暮らし

昔、永六輔さんが自身のラジオ番組の中で、「年賀状を12月に書くのは如何なものか?」
という趣旨の発言をされたことがありまして、元来、かなしがり屋(モノグサ)な私は
我が意を得たりとばかりに、パタリと年末の行事をさぼり始めました。
永さんの主旨は、除夜の鐘を聞きながら一年を振り返り、新年を迎えた気持ちを
年賀状にしたためる。というものであったはずなのですが…。
大体、凡人は除夜の鐘が鳴る頃には、もうグデングデンに酔っぱらってしまって、
紅白のどちらが勝ったかさえ知らず、翌日、娘に確認する始末ですから
しかし、今年は少しばかり趣向を変えて、一年の志を賀状にしたためようと
リキを込めて写真を撮っています。題して『鶏口牛後』…が、
牛後を追いかけて、牛舎で牛の尻を追いかけていたら、お肉屋さんの牛肉の部位が
頭に浮かびました。この辺は、「ランプ」に「ソトモモ」辺りかぁ~。
凡人には、「鶏肉の頭より、牛のヒレ肉の方に価値がある。」
新たなる古事解釈が成立した瞬間でした。

コメント
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