その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

カモねぎ その3

2008-12-28 20:00:00 | 世迷言

「カモがねぎを背負って来る。」
西高東低の気圧配置と寒気団は、ここ山形に大雪をもたらし、埼玉は晴天。
二日酔いの日は、頭が「ホワイトアウト」状態なので、思考は在らぬ方向へ。
目の前のなで肩のカモは、何本ねぎを背負えるのか?
大体、手が使えないんですから、カモがねぎをくわえてやって来る。じゃないの?
やっぱ、カモ汁は、笹がきゴボウだよな、絶対。
家に来る時は、ゴボウ背負って来てちょうだい。

ちなみに、ニワトリをさばく時は、一度熱湯に通して羽をむしり取るのですが、
水鳥のカモは、脂が水を弾くので、そのまま、少しずつむしり取ります。
少しずつというのがミソで、作業を一気に終わらせようとして、
大量に羽根をつかむと、脂の乗った皮まで一緒にむけてしまいます。
食材の調達(特に肉系)は、結構残酷な情景が繰り広げられる訳で、
肉塊や切り身しか知らない人は、知らないままの方が良いのカモ

幼児体験で、鶏肉が食えなくなってしまった友人を何人か知っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモねぎ その2

2008-12-28 08:30:00 | 世迷言
「カモがねぎを背負ってやって来る。」
釣れない釣りに業を煮やしていると、「カルガモ」が応援にやってきました。
我が在所のカルガモは、稲穂を食害したり、結構悪さを働きます。
ここ埼玉のカルガモは、人慣れしていて、投げたへら餌を食べに寄って来ました。
被害者は、同行の後輩S君。午前中、食い渋りの中、ひとり快調に釣り込んでいたS君が、
K先輩のイジメの標的にされました。
先輩の投げた餌が、ピンポイントでS君のウキを直撃、同時にカルガモの餌食になりました。
ここからS君は、ウキともども撃沈。
枚数・大型賞でトップを走っていたにも係わらず、沈黙の午後となりました。
一方、私にとっては、幸運を運ぶ「金のカモ」
直後に、大きなねぎを2本(大型へら2枚)を置いて行ってくれたのであります。
S君は、私にカモられるハメになり、先輩に文句を言えないS君は、
「今度来たら、あのカモを釣ってやる!」とばかりに、
「カモ捕りごん兵衛」と化したのであります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする