某局「秘密のケンミンShow」で、「山形県民は、生垣を食べる」と有名になりましたが、
http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/this_himitsu.html
この生垣の素材となる 『ウコギ』 の葉がまだ散らずに残っていました。
食べるとはいっても、ウコギは新芽を摘んで食べるのですから、
年中食べている訳ではありません。
我が家でも、今年の春先、一度だけ摘んで「お浸し」として食べました。
当然、子どもたちは食べません。ジイちゃんやバアちゃんが、昔を懐かしんで
食べてくれれば、との思いからです。
一般的には(とは言え、山形県は置賜地方の)、お浸しや自家製味噌との切り和えが
ポピュラーな食し方と心得ておりますが、少々苦味があり、「ゴソゴソ」した食感がある
ので、ビールの箸押さえにはよろしいかも?
新芽といえば、「タラの芽」や「コシアブラ」が有名で、たまに「アケビ」や「コメゴメ」なる
新芽も食されます。
こうして考えると、雪に閉ざされた冬から開放され、一斉に芽吹いた植物の新芽を
食べるのは、春を満喫する行為(かなり、野生に近いかも)なのかもしれません。