ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

○○ジャパンの敗退

2008-08-24 12:29:47 | スポーツ一般
五輪大会は最終日を迎えた。悲喜交々の成果を残して幕を閉じる。

今回の五輪大会で気になったのは、「○○ジャパン」と監督の名を冠した競技の成果がいまひとつだったことである。男子サッカー、男女バレーボール、野球があげられる。そして選手が主役の「なでしこジャパン」(女子サッカー)が健闘して4位に食い込んだ。さらに競泳の400mメドレーリレー、陸上の400mリレーでも、チームワーク良くメダルを獲得している。
五輪大会のような短期決戦は、監督のカリスマ性や過剰な物語性(TVなどの露出過多)よりも、いかに選手たちを、伸びやかにプレーさせるかが、勝利を呼び込むこむ道だったのではないか思う。

星野ジャパンの野球は予選を通じ4勝5敗の惨憺たる成果に終わった。上位3チームには一度も勝てなかったことになる。優勝した韓国はプロ野球を中断して準備してきた。キューバも7月には韓国で合宿を開始して、韓国チームと練習試合を行なってきたそうである。この2チームが優勝を争ったのは当然だろうと思う。

その点では日本チームは後れを取った。プロ野球選手だけで最強のチームを結成した筈だった。しかし選手選出や練習期間に制限があった。さらに星野監督は昨秋の予選で活躍した選手に温情を示して、故障者をも北京に連れて行った。さらに采配でも臨機応変の対応ができずに破れるべくして敗退を重ねた。(抑え投手の破綻もあったが)
願うなら、女子ソフトボールチームのように、準決勝、決勝に全力をそそぐ勝負度胸を見せられなかったことが悔やまれると思う。

野球先進国の日本、さらに強いチームの復活を祈って止まない。来春には第2回のワールドベースボールクラシック(WBC)大会がある。日本チームが連覇できる強いチームつくりを切望する。

コメント (9)
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