ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

心まで落としては

2008-08-20 18:33:16 | ニュース 
大相撲界にまたしてもスキャンダルが発生した。

間垣部屋の幕内筆頭力士があろうことか、大麻の所持と吸引容疑で警視庁に逮捕された。本人が容疑を認めているというから全く救いがたい話だ。間垣部屋ではつい先日の力士に対する暴行事件が発覚したばかりである。

間垣親方は2代目若乃花として横綱も務めた人物だが、引退後の親方になった後に、相撲協会の改革を求める若手親方のひとりととして、理事に推されて就任した記憶がある。しかし先日の部屋での竹刀でのしごき事件が発覚時には、しつけのための指導の一貫だったとうそぶいて、協会の叱責をかった。

今回の事件ではまたまた相撲協会の部屋の、親方のあり方が問題視されると思う。高砂親方が「親方はつらいよ」という本に、五十三の相撲部屋がそれぞれ、財団法人日本相撲協会に帰属する独立した個人商店であると述べている。(協会長は商店会の会長にあたる存在だという)。だから世間の多くのフアンや協会長が指向する改革は、各部屋の利害を阻害するおそれがあるので反対しているらしい。

それにしても相撲の極致「心、技、体」が要求されるという。今回も図らずも表面化したのは、外人力士に対する「心」を指導することが疎かにされているのではないかということである。逮捕された力士の大麻は、落とした財布の中にあり警察に届けられたことから発覚したそうだ。もはや今の相撲界に品格を求めるのは無理なのだろうか?しかし世間から大きく外れた常識を落とし物としないで欲しいものである。

小生は厳正な日本相撲協会の対応を注視したい。

コメント (4)
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