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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

なんのための日本語

2014-08-23 21:45:55 | 本-言語関連

図書館から借りた『なんのための日本語 (中公新書 (1768))』を読了。
著者の加藤秀俊氏は特に日本語研究者ではないとのことですが、本書を読んでけっこう考えさせられることがありました。却ってその素人(?)さが良かったのかもしれませんね。
日本語が漢字、平仮名、カタカナ、アルファベットなど様々な表記をすること、複数の言語が用いられている国がはるかに多いこと、敬語のことなどなど…。
著者は漢字の数は少ない方がいいと書いていますが、私は「う~ん」と思いますね。漢字で書かれた方が下手に仮名で書かれているより読みやすいですし。これからも漢検(R)1級を目指して、漢字の勉強は続けていきたいです。
TVに出てくる芸能人の語彙力のなさには私も納得。私も語彙力に自信はありませんが、幾らなんでもあれはひどいです。しかもそれを笑いのネタにしているのだから呆れます。
ただ、「こんにちは」を「こんにちわ」としたのは気になりました。おそらく発行元の中央公論新社が間違えたのではないと思うのですが…。

なんのための日本語 (中公新書) なんのための日本語 (中公新書)
価格:Kindle版で8月23日現在¥670(税込)
発売日:2004-10-01


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