Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

IT全史

2024-01-31 14:25:58 | 本-その他
図書館から借りた『IT全史』を読了。
本書はけっこう良書で、Kindle本で買おうか迷っています。現在は文庫版も出ているそうで、Kindle本もお求めやすい価格です。
第1章では「腕木通信」が出てきて、人力ですし一瞬アナログじゃないかと思ったのですが、離れている人に何かを伝えるという意味ではTVやラジオ、メールなどと変わらないですよね。
それから後に電話が発明されるわけですが、最初は「用件を伝える」という目的とし、「おしゃべり」の目的は考えていなかったそうです。ネットもそうで、学術的な目的で使われていたとか。それがいつの間に「おしゃべり」が目的の1つになり、LINEなどのSNSも「おはよう」とか「おやすみ」などの軽いコミュニケーションが目的になってきています。
1960年の日本での電話普及率が3%台にはビックリ。その箇所を近所のスタバで読んでいたのですが、思わず「ええっ?」と声が出そうになりました。そういえば祖母の家には伯父の学生時代の名簿が置いてあったのですが、電話のない家もけっこうありました。よその家の電話を持っていない人に電話を貸すために廊下または玄関に黒電話が置いてあったそうですね。その半世紀後にはスマホが当たり前に使われているのですから、進化の速さには目を見張るものがあります。
ラジオやTVに引き続いて、後半はネットが出てきます。軍事目的でネットが使われ始めたと言われたこともありますが、実際は異なるそうですね。様々な人やものをネットで繋げる発想はだいぶ前からあったわけですが、当時はそれだけの性能が不足していただけでした。
そのうちスマホも旧式になり、別の機器が出てくるでしょうね。日本は比較的新しいものに抵抗があって過去にすがる傾向にありますが、どんどん新しい技術を取り入れて、最新機器を上手に使っていきたいですね。



ところで、自宅マンションのすぐそばに某大手スーパーがあります。ある日、マンションのエレベーターに乗ろうとしたら、そのスーパーのカートを持った年配女性がいたのでビックリ。カートに会計済みの商品を載せてそのままマンションに入り、そのカートを返しに行く途中だったようです。中には同じ敷地内のスーパーのカートを引いてそのまま入れるマンションもあるようですが、うちのマンションは一度外に出てしまうからかカートの持ち込みは禁止です。また、タクシー乗り場までカートを引いて、その場に置いて行ってしまう人もけっこういて、店員さんは頭を悩ませているようです。電車の踏切を渡って何百メートルも先の駐車場でカートを見かけたことさえあります。
何年か前に、母がボーっとしていたのか、カートを引いたまま自宅の玄関まで来てしまったことがあります。その後母はすぐにカートを返しに行きましたが、楽したい気持ちは分かる気がしました。

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