Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

銀色のあしあと

2015-07-11 21:45:25 | 本-その他
図書館から借りた『銀色のあしあと (フォレスト・ブックス)』を読了。140ページ弱と薄いので、数十分で読み終えました。
本書は故三浦綾子氏と星野富弘氏の対談。当時が1988年と古いので、星野富弘氏の写真が若いこと。借りたのが文庫版だったのですが、カラー写真が豊富でした。
「貧しいものはさいわいです」は考えさせられました。現代は物質的には豊かになったけれど、何だか不幸せそうに暮らしている人が多いのが事実。たしかに星野氏は身体的には不自由ですけれど、本書を読むと事故後の方が与えられたことが多いと言います。
2人のお互いの結婚話も書かれていました。特に星野氏は満足に外に出られないから何故結婚できたのか不思議でしたが、ああいう出会いもあったのですね。

銀色のあしあと (講談社文庫)
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講談社

ひとりぼっちを笑うな

2015-07-11 21:12:58 | 本-その他
Kindle本『ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)』を読了。
著者は何と蛭子能収さん。漫画家であることは知っているけれど、まさか漫画以外の本まで出しているとは見当もつきませんでした。TVを見ただけでは「へらへらしている」イメージがありますが、きちんと意見もお持ちなのですね。今までのイメージとは違った彼を知りました。
帯には「人づきあいって必要ですか?」なんて書いてあるけれど、本書を読むとどうも「一匹狼」でもなさそう。1人が好きだと言っておきながらも同じ趣味の人とは付き合っているようですし、「いじられ役」は嫌いではなさそうですし。
私は人づきあいが苦手で友達は少ないし、Facebookで繋がっている人も十数人です。知り合いの人と会うことも週に1回程度。でも、「断れない友達」がたくさんいるくらいなら、少なくても言いたいことを言い合える友達の方がいいのでは?
人はみんな違うことも当たり前なのですが、素直に受け取れないこともありますね。「個性」が強調されていますけれど、そうでなくても昔から同じ人はいないわけですし。自分の意見と違うからってイラッとするのも損ですね。
「勝ち組」も「負け組」も1つには決められないでしょう。有名な大企業に勤めているからと言ってそれが幸せであるかは限りませんし、フリーターだって夢を持って幸せに生きている人もいる。周りに振り回されないで生きたいですね。

ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)
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KADOKAWA/角川書店