知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

激動の2020もあと1日

2020年12月30日 | 国家論
1年を振り返って
 コロナ、非常事態宣言、オリンピック延期、安倍総理の辞任、アメリカ大統領選挙
と、激動の1年でした。

コロナで見えてきたのは、
 日本の官僚組織の劣化が激しい
ということ。

官僚組織の劣化は、
 前例踏襲主義で、今まで起こったことのないような災害
に柔軟に対応することができないということ。

安倍、管政権の対応が悪いということもあるものの、
 それをサポートする官僚のレベル
が影響していることは明らかです。

さらに、専門家会議もまとまりがなく、
 行動自粛を煽っているだけで、効果が発揮できていない。

むしろ、
 専門家会議が外国からの入国制限について、緩和が間違っていた
ことを認めて、
 入国制限を元に戻すように動くべきだった
と思います。

本年 10 月 1 日から、
 防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件として、
 原則として全ての国・地域からの新規入国を許可していました。

また、
 11月1日から、
 海外短期出張者・帰国時の14日間待機の免除
など緩和されていました。

これが、急激な感染者数の増加を受け、ようやく、
 本年 12 月 28 日から令和3年 1 月末までの間、
全ての国・地域(英国及び南アフリカ共和国を除く)からの新規入国を拒否する
ことになりました。

感染拡大の要因として、
 海外から持ち込まれている
ことを考える必要があるのに、
 GO TOだけのせい
にしていたわけです。

今度は、国民が出歩いているからだと、
 国民の軽率な行動とレッテルを貼り、責め立てています。

専門家会議とメディアの論調は同じで、
 互いに利用し、煽っている。

本質的な水際対策や、
 保健所の対応の強化・役割分担
 医療機関に対する補助
などの議論は、あまりなされていません。

国については、 
 お金をばらまくことが中心で、来年度予算もかなり付けていました。

官僚の劣化は、
 馬鹿な上司に翻弄される若手官僚や、
 官僚になろうとする学生の目からも、明らか
なので、
 早期の退職者が激増しており、
 国家一種の受験者数も低迷しています。

安倍政権は、コロナ対応の失敗が、心労になったと考えられます。
また、管政権の支持率の低下にもコロナが影響を与えています。


アメリカ大統領選挙も、
 通常であれば、株価、経済が好調で、失業率もオバマ時代からかなり改善していた
ため、
 トランプ圧勝であったはずですが、コロナが影響しました。

感染者数、死者数が深刻であったことのほか、
 投票方法の変更により不正が横行した
ことなどが、
 バイデン陣営に有利な結果
となりました。

また、
 トランプの保護主義政策に反対するIT企業やメディアからによる
 徹底的な報道規制が行われました。

ハンターバイデンのスキャンダルは、
 大統領選挙前からYouTubeで話題になっていたものの
 フェイクニュースと決めつけ、大手メディアは一切報道しませんでした。

選挙が終わり、ハンター自身が捜査対象となっていることを認めたとたん、
 CNNなどが報道するようになりました。

バイデンが当選後、
 ハンターが逮捕され、バイデンが病気で辞任し、
 極左のカマラ・ハリスが副大統領から大統領になる
ということのようです。

フェイスブックやTwitterが、
 ハンターの情報にアクセスできないようブロックをした
ことは、
 今回の件で、不当であったことが明らかになりました。

結果として、フェイクでなかったからです。


最大の問題は、
 メディアが検閲をして、情報を操作し、世論を誘導できる
ということです。

アメリカには、日本の放送法のように、政治的に中立でなければならないという規制はないものの、
 報道しない自由を認める
ことで、
 実際には、検閲など情報操作ができてしまう
という問題が浮き彫りになりました。

メディアはバイデン次期大統領と紹介していますが、
 まだどうなるか、まだ分かりません。

ただ、
 机の下からスーツケースの票を引っ張り出してスキャンしまくっている映像を見て、
 これを報道しないメディアはおかしい
と多くの人が感じると思います。

これが何事もなかったかのように扱われてしまえば、
 選挙をする意味がなくなってしまう
からです。


2020年は大変な年でしたが、
 2021年もコロナはすぐになくならない
ことや、
 経済への影響がさらに出てくると考えられます。

ただ、
 新しい年を迎える
ことは、
 気持ちに区切りが付けられます。

コントロールできないことを悩んでも仕方がないので、そのまま受入れ、
 コントロールできることを探して、それに集中する。

コロナで自分の会社がやばそうなら、
 コロナで伸びる業界に転職することも視野に入れる。

どんな状況でも、何らかの手は打てるはずです。
楽しく前向きに生きる方が、得です。

メディアは煽って、人々を欝にし、視聴率を稼ごうとするわけですが、
 コロナが日常だと考えて、対策をとりながら、
 自分の人生を楽しむ。

来年は、いい年になることを願っています。
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