国道307号線が信楽方面から来ると、野洲川の橋を渡って直角にカーブ、野洲側沿いに走ることになる。
右側が野洲川でそのまましばらく走るとやがて左手に大きな木の聳えているのが見えてくる。
水口は東海道五十三次の五十番目の宿場町として栄えて今もその面影を残しています。
この椋軒が当時の面影を伝えるものかは良くわからないが、近くには、水口の宿、陣屋跡なるモニュメントがあったりする。
2000年の環境庁のデーターによると幹周り4m、樹高20mとあるが、もう少し大きく見える。
付近は新興住宅も建ち並び、道路にも面して良い環境とはいえないが、樹盛はよく、まだまだ若々しい。
気の根元には小さな石仏を祀った祠があって、大切にされていることが伺われる。
撮影 2006.10.7