大久保の桂の木 (おおくぼのこうのき)と称せられる桂にケヤキとハリギリの合体木。
「こうのき」は「香の木」のことで、カツラの葉を「お香」に用いた故らしい。
ここは新潟県中越地震で大災害を受けた「山古志村」、僕の記憶の端にその名前は残っていたが、全くその気配を窺うう事は出来なかった・・・・それは山古志の端っこを通り過ぎただけだからかも知れないが。
小千谷方面からR291、県道24と乗り継ぎ羽黒山隧道を越へ、直ぐに右折、200mmぉ走ると左手、ゲストハウスの様な建物とカマボコハウスの間に背の高い大木が見える。
大久保の桂の木と書かれた標柱と巨木の傍らには、コンクリート製の堂が有り、十二社(山の神)が祀られている
多分以前はこの巨樹だけが聳え立つ高台だったのだろう・・・今は建物に目隠しされるように窮屈にたち尽くしている。
樹齢約600年、目通り15.5m、樹高27mとなって居るが、いささか拡大数字の様な気がしないでもない。
それ程印象に強く残る巨樹でもないが、長岡市の天然記念物に指定されて居る。
撮影2012.9.12