巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

長島神社のクスノキ

2006-10-29 | 三重県

前回紹介した大台麓、宮川ダム付近から国道422号線を南進、そのまま紀州長島に入る予定だったが、今年の長雨で道路ががけ崩れを越して通行不能、また来た道を大台町役場付近まで引き返して国道42号線にて紀伊長島まで山を下っていった。

長島の町に入り黒潮の匂いを感じ、長島トンネルをくぐり、直後に左折、漁村の古い家並みが続く細い道を直進すると左手に長島神社がある。

神社の前は広い駐車場になっているが、小さな個人名の看板があって契約駐車場に成ってるようだが、少し邪魔にならないところに車を置かしていただいた。

長島神社の社叢はクスノキ、スギ、スダジイ、イヌマキ等の暖地性の大樹が群生していて社叢全体が県の天然記念物に指定されているらしいがすっかり時間が押してしまって今日のところは、この「人面大楠??」だけとの対面にした。

大楠は神社入口の石段の登り口左手に立っていて一目でそれとわかる樹瘤を根元にたくわえている。

まるで、しわくちゃ爺さんのような其の樹瘤は巨大な根元全体に異様な彫像を施したようにみえ、強烈な印象と、昔人面魚と言うのが騒がれた時が在ったのを思い出したりした。

樹齢1000年、樹高28m、目通り幹周10.5mと記される大物で、樹は良く繁り樹勢は良好のようです。

樹の周りには、玉垣が設けられ、真近までは近づけなかったのが少し残念でした。

撮影2006.8.15



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