大阪泉州地方に用事が出来、ついでにと思い寄ってみた。
以前から百舌鳥の字を書く地名が堺市にあると言うのは知っていて、鳥の名の付く地名で面白そうだと思っていた。
それで少し調べてみたところ以外だった・・・・。
神功皇后が三韓征討の事終えて難波に御帰りになった時、このの地に御心を留められ幾万年の後までもこの処に鎮りまして、天下泰平民万人を守ろうという御誓願を立てられ、八幡大神の宣託をうけて欽明天皇の時代に、この地を万代(もず)と称し、ここに神社を創建してお祀りされたと伝えられている。
古代、万代と書いてもずと発音していたようで、まったく鳥のモズとは関係なかったようですが堺市の「市の鳥」にはモズが堂々と指定されているのがこっけいです。
有名な仁徳天皇陵の近く、街の中を走るのが苦手な僕はまた例によって馬鹿ナビに教えられるがままにここの駐車場までつれてこられた。
駐車場は広く何十台とめても平気な広さで境内も広く明るく、参堂脇も広々している。
正面の石段を上がると正面が本殿、その右前にこの大きな楠が枝を八方に延ばし本殿前方の空を覆っている。
幹幹周5.2m、樹高25m、樹齢700~800年と云われています。
楠の巨木としてはまだまだ物足りませんが神木として崇められているからこそ保存されているのでしょう。
撮影2007.6.9