丹後半島を巡った最終、帰りがけ同じ京都府内に住んでいても余り聞きなれない京丹後市峰山町に京都最大のシイの樹が有ると居うので訪ねて見た。
丹後半島の付け根、日本海側から宮津湾に向けて走る国道482号線の峰山高校分校近くの「京都府農業公園丹後あじわいの郷」のある丘陵南斜面にそれはある。
丹後あじわいの郷南面を取り囲むような木橋集落、その木橋の公民館に車を駐車させ、前の辻を西へ民家の脇をかすめる里道を山裾へ進んでいくと目の前に覆いかぶさる様なシイの巨木が現れる。
山裾の崖縁に何本にも分かれた株元を持って踏ん張っているがその分岐した株に依って少し迫力には欠ける。
古来より荒神さんの樹として信仰され地域の守護神として大切にされており根元には小さな祠が祀られている。
樹齢約500年、目通り7.9mと云うが何本にも分かれた合計であろう???。
京都最大のシイの樹と云うのも過去の話で、京都府舞鶴湾の成生岬では一般公開はしていないものの日本一のシイの巨木が在るのが知られている。
撮影2008.5.17