巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

兵庫県、出石(いずし)石部神社の大ケヤキ

2010-07-27 | 兵庫県


近畿では、冬には一番寒くて夏は一番暑いところと知られた町、兵庫県、但馬地域の地方都市でコウノトリの里としても知られている豊岡市。




そんな豊岡市の出石町は、但馬の小京都と呼ばれ、旧出石藩の城下町で現在も残る風情のある町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、多くの観光客が訪れている。



その街並みから少し外れる出石川の支流を少し遡ったこの石部神社辺りには全く観光客の姿は見られ無いが、寺や神社が川沿いにあり静かな上にも落ち着いた風情の感じられるるところです。


大ケヤキの有る石部神社は、延喜式神名帳に記載されている由緒のある神社で 磯部族の長として国造りを主導された奇日方命(くしひかたのみこと)を祭神としています。



境内の社殿下に凛として聳える大ケヤキは神社の神木で樹齢 1000年、目通り 7.8m、樹高 30m  と言われ地元の人々に依って
大切にされ「健康長寿」「幸福安全」を願って、昔から「幸の大ケヤキ」と呼ばれているようです。



見るからに堂々としていて、大きな怪我や洞なども見当たらず、その分特徴には欠けるきらいは否めないほど・・・・。


ここまで完全無欠だと樹齢の1000年は俄には信じがたく 成ってくる。



撮影2008.7.13