前回紹介の菅山寺大ケヤキの聳える参道を石垣沿いに本堂側へ下っていくと鐘楼越しに巨大な樫の木が聳えている。
僕は大ケヤキを先に見てからこちらに下って来たが、通常ではこの樫の巨木を参道右手に見て本堂への短い石段を登ることとなる。
正面には、かなり荒れ果ててやっと建っているような本堂を見る。
幹周り4.85m、樹高20m、樹齢は不明。
しかし、うねるように天を目指す大きな主幹は苔生しキノコまで蓄えてはいるが、空いっぱいに、その葉を広げて樹勢は盛んでまだまだ若々しく見える。
この寺域にはほかにも多くの巨木がありそうなのだが、あまりうろつきまわっても道がわからなくなりそうなので、境内のみを見て回るだけで精一杯でした。
撮影2007.4.7