巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

高槻市 一乗寺の楠

2007-04-18 | 大阪府

 


一乗寺と言うと、京都一乗寺下がり松の宮本武蔵、吉岡一門の決闘を思い出すが、この一乗寺は、高槻市の東はずれ、


東海道新幹線や、阪急電鉄などの軌道と名神高速道に挟まれた山裾にあるが、この辺りもしっかり住宅が立て込んでいて古きよき風情は失われつつある。



日親上人が、室町時代の1427(応永34)年に建立した古刹で、真新しい本堂左手の開山堂脇に、この楠の巨木がデンと腰をすえている。



弁慶が馬をつないだとの伝説が残る樹齢約780年、幹周り6.6m、樹高29mと裏山を背に堂々とした姿で立っている。


波打つ巨大な根回り、樹瘤もなくすくっと伸びた主幹が威容を誇っています。



境内が明るく広いので、威圧感は感じられませんが、近づくと圧倒される巨大さです。


撮影2007.2.25


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