巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

多羅尾浄顕寺の菩提樹とカヤの樹

2007-01-13 | 滋賀県

 


滋賀県、京都府、三重県と3県の県境を接する、滋賀県の信楽はまた、陶器の町としても全国的に知られている。


信楽の中心から、三重県の伊賀上野に抜ける旧街道沿いに、多羅尾の集落があって、僕は此処を通って、伊賀に抜けることが多い。



山里の例に漏れず、くねくねと曲がりくねった道の奥まった多羅尾集落は静かな佇まいを見せているが、ひなびた風景はこのあたりに来ても、もう見られなくかなり近代的な建物に変わっている。



多羅尾小学校手前の路地を右手奥に入っていくと清龍山浄顕寺( ジョウケンジ)と言う浄土宗の寺院に突き当たる。


石段を登って、真新しい山門脇にこの菩提樹の老古木ががある。


この寺院には、石仏巡礼で訪れ、たまたま目に留まったもので、何の資料の持ち合わせもなく、後から調べてみてもまったく資料らしきものは見当たらなく無指定。



巨木と言う程のものでは無いが、菩提樹の大木なので此処に紹介しました。


高台にあるこの菩提樹の根元はきれいに整備され、樹こぶで節くれだった幹が、いい雰囲気を醸し出している。


幹周り約3m、樹齢、樹高ともにわかりません。



 



また、境内奥の墓地入り口にもカヤの樹の巨木が聳えていましたが、これもまったく資料が見つかりません。


撮影2006.11.5


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