この神社は非常に見つかりにくいところに在って、車で行くには大変でした。
住宅密集地地の細い道路奥の一角にあって、普通車ではかなりきついが、神社についてしまえば境内は広く駐車に困ることはない。
境内は、さすがに住宅密集地にあるためなのか、鎮守の森という雰囲気はなく、あっけらかんとした空間の広がる境内に数本の巨木だけが目に付きます。
旭神社は、古来から治水雨乞いの神として信仰を集め、祈雨祈願所として知られた処で、付近には古代寺院の加美正覚寺跡もあり、創建の年月は明らかでないが、縁起により天平5年(733年)頃と推測される古社です。
拝殿の前には 樹齢400年と言われる公孫樹の巨木が聳えています。
幹は三本立ちで巨木というにはちょっと頼りない気がしますが大阪府の天然記念物に指定されています。
拝殿左側には石の鳥居と、石柵に囲まれたクスの巨木が聳えている。
樹齢600年以上、幹周り5m内外と、これも巨木いうには、ちょっと頼りない気がする。
もう1本は椋の巨木で樹齢約300年、これも石柵に囲まれて大切されている。
この住宅密集地にあって、これだけの巨木を守り続けることは、大変ではないかと心配になる。
撮影2006.10.28