驚き桃の樹山椒の樹じゃなくって、楠木。
大阪、奈良、滋賀、三重に近い京都に住む僕にとって門真市はそう遠くないところです。
三ッ島神社は、旧の昔ながらの住宅と新興住宅が混在一体となったところで、境内もそう広くなく
こじんまりした神社である。
薫蓋樟とは、新緑のころに緑の蓋を掛けた様に美しい様からそうよばれていて、国の天然記念物に指定、また大阪緑の100選の第一位に選ばれ、門真市の「市の樹」に楠が選定されている。
その姿は、まったく驚きの質量感で、見るものを圧倒する。
目通り、12.5m、樹高約30m、樹齢少なくとも1000年以上・・・・。
まるで巨大な人工のモニュメントの様でもあり、この圧倒的な自然の存在感は他に比べるものが無い。
小さな社務所や、拝殿はこの巨大な楠に完全に覆い尽くされる様に建っている。
毎年、四斗樽の酒を根元にばら撒いて肥料にする慣例があったらしく、その影響では無いだろうが、
根元に樹瘤がおおく、写真を見た誰かがゾウさんの楠木といっていた。
撮影2006.6. 4