奈良県の東端、三重県と県境を接して、旧伊勢本街道に沿って宇陀郡御杖(みつえ)村の各集落が連なっている。
伊勢本街道、曽爾川に沿って御杖村土屋原にある春日神社に、昭和44年日本で始めて発見されたラッパイチョウの巨木が有る。
ラッパイチョウと呼ばれるものは、葉の10-20%程度が、くるりとロート状に巻いたラッパ型をしている.
その後、ラッパイチョウは全国各地で発見されているが、ラッパイチョウとしてはこの春日神社に有るものが1番大きい。
土屋原集落の旧伊勢本街道から春日神社の参道に入ると石鳥居の遥か上空にその梢えを突き上げている。
残念ながら、美僕がここを訪れたのは山奥の御杖村では春まだ浅い4月23日、このイチョウの木にまだ芽吹きも無く、
ラッパイチョウの葉がどんなものであるか確認は出来なかった。
樹高20m、幹周5.4mで、奈良県の保護樹木に指定されている。
撮影2006.4.23