YouTube を探しても、碌な映像が無い。ディスコは遠い昔の事か。
Donna Summer が肺ガンで亡くなった。ヒット曲は懐かしいものばかり、でも、やっぱりサンバホイッスルのこれかなー。
一番記憶にあるのは "Hot Stuff"、久しぶりに聞きながら、自分の中で、Donna Summer と Diana Ross が一緒くたになって”ひとつの黒人女性歌手”になっている事に気が付いた。何たる不覚。
デトロイトのローカルラジオ番組で、追悼的に数年前のインタビューを流していた。ボストン生まれの彼女がドイツから歌手としてスタートした事、当初のセクシーなイメージとシャイな自分の落差に苦しんだ事など、初めて知る彼女のユニークな経歴と受け答えから伝わる思慮の深さが印象に残った。
「音楽はビジネスであり、何も知らない自分からいろんな人がいっぱい奪い取った」と言っていた。但し、恨みは全然無く、淡々としていた。歌い出したキッカケが教会だった影響か、何年か前から敬虔なクリスチャンとなり、熱心な活動をしていたそうだ。