日本出張の帰りに、昔の習慣を蘇らせて文芸春秋(5月号)買ってみた。
相変わらず、いかにもという内容の記事が多いのだが、「著名人が71人が選ぶ私の平成 No.1 女優」を読みながら「坂の上の雲」のミスキャストの事を思い出した。
ミスキャストというより、大根認定といった方が正確だが、竹下景子の事である。
昨年暮れに放映された「坂の上の雲」の完結篇は、203高地や日本海海戦のシーンと拮抗する様に、主人公達を取り巻く女性の存在感が際立っていた。
松たか子と石原さとみ、菅野美穂と原田美枝子。特に義理の娘、松たか子と石原さとみの間の竹下景子の演技は格が違いすぎて、本当に可哀相だった。そこだけ、ドラマより、女優としてそれなりにやってきた竹下景子に、なんだか同情してしまった。
他に誰か居なかったのだろうか。
女優という職業が間違っていたのか、単に才能が無かったのかは定かではないが、本人が気づいてないかもしれない事を含めて、なんだか痛々しい。
そして、それはまた、本人の満足と幸せとは全く関係ない事が、芸事の厳しさと芸能界の甘さを思わずにいられない。
相変わらず、いかにもという内容の記事が多いのだが、「著名人が71人が選ぶ私の平成 No.1 女優」を読みながら「坂の上の雲」のミスキャストの事を思い出した。
ミスキャストというより、大根認定といった方が正確だが、竹下景子の事である。
昨年暮れに放映された「坂の上の雲」の完結篇は、203高地や日本海海戦のシーンと拮抗する様に、主人公達を取り巻く女性の存在感が際立っていた。
松たか子と石原さとみ、菅野美穂と原田美枝子。特に義理の娘、松たか子と石原さとみの間の竹下景子の演技は格が違いすぎて、本当に可哀相だった。そこだけ、ドラマより、女優としてそれなりにやってきた竹下景子に、なんだか同情してしまった。
他に誰か居なかったのだろうか。
女優という職業が間違っていたのか、単に才能が無かったのかは定かではないが、本人が気づいてないかもしれない事を含めて、なんだか痛々しい。
そして、それはまた、本人の満足と幸せとは全く関係ない事が、芸事の厳しさと芸能界の甘さを思わずにいられない。